原田あきら：未来の荻窪絵画コンクールとな？

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未来の荻窪絵画コンクールとな？

　現在、区役所２階の区民ギャラリーで小学生が描いた絵画コンクールが開催されています。
　荻窪開通120周年企画だそうです。

多くがタワー

　どんなものかなあと思ってみたら、やっぱり子どもが描きますから夢のある絵が多い。

　その絵のオリジナリティは観ていて面白いです。駅前に遊園地とか、ＵＦＯが飛んでいたり。ただ、まあそうなるよなあとは思いますが、タワーや超高層ビルの絵の多いこと。これは観ていて面白いのですが、いま区が力を入れているのがまさに荻窪駅前開発なんですよね…（区は「駅周辺整備」と表現しています）。偶然てすごいですね。区長もこの絵画展にはさぞかし喜ぶだろうなあと思いました。
　そうおもって眺めていると、ちょっと大人の都合が見え隠れして素直に観れませんでしたが。

青梅街道を牛車が通る絵も

　中には面白いのもありました。高層ビルが立ち並ぶ絵の多い中、ある子の絵は、大通りを牛車が何台も走り、まわりの建物は平屋建て。う～む、ただならぬ感性…いったいどういう意味を込めて、荻窪の未来としてこの絵を描いたのか聞いてみたくなりました。

（11.12.16）

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