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盛り上がったなぁ「2.8原水協VS素人の乱」
先週開催した原水協VS素人の乱。緊急のため聞いてないぞ!って人もいたと思います。
ええ、すごく興味深いイベントでした。行けなかった方、行けたのに知らなかった方、すいませんでした。
原水協として初めての反原発イベント
この企画が興味深かったのはなんといっても原水爆禁止協議会が初めて反原発のイベントを組んだこと。
東京原水協の事務局長が語ることになったわけですが、その対談相手が素人の乱の松本哉ですからね…私も本当にお騒がせなイベントを組んだなと思っています。
もう一つこのイベントの大事な意義は、原水協の人達に素人の乱というものを知る機会とすることでした。
まずはDVD上映。これが面白かった!
そこでまずはお互いを知るためにDVDの上映を行いました。まずは原水協から。原水禁世界大会に通じる経緯を見たのですが、面白かったのは、当時の原水爆禁止署名がまったくバラバラだったこと。紙も書式も全く違うんです、核兵器廃絶以外は…。これには松本氏も「これいいなあ」と関心。当時は共産、社民だけでなく、なんと自民党も入っていたのですから驚きでした。デモの様子など、まるで素人の乱のような盛り上がりで、似たようなことしてたんだな…と私は思いました(言い換えると、昔の人も楽しみながら社会変革を目指していたんだな…と)。
素人の乱のデモを懐かしいと…
ついで素人の乱を特集した数年前のテレビ番組。これはめっぽう面白かったですね。貧乏人大反乱の意味について考えさせられました。「中古品は国民の財産」など名言の数々。下町で育った松本氏は貧乏でも人と人のつながりが大事だ!という、言えば簡単なことですが、それをイベントやデモで表現していたことがわかる、良質な番組でした。
これを見た東京原水協の事務局長の言葉もふるっていました…「懐かしい」。もっと「選挙をライブの場にするなんてとんでもない!」とか言うと思ったら、「なつかしい」と。これはこの日のキーワードだったかもしれません。実は60年代、70年代を過ごした世代は、素人の乱と似たようなことをしていたんじゃないかと…考えてみれば新宿西口の地下を占領して何百人でフォークソング歌っていたのですから…軽くオキュパイ状態ですよね。
次回はいよいよ反原発トークに入ります。
(12.2.12)
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