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議会中継!<1>

「区民福祉が自治体の本旨」と田中区長

 議会が始まっています!といわれてもなかなか興味がわかないのは我々の責任…
 ですので大事な話をなるべくわかりやすく報告していきます!
 さて、代表質問、一般質問はとうに終わっています。もう本日、予算特別委員会の審議が始まってしまいました。ああ、何から報告していいやら…。

田中区長の明言

 まずは本会議での田中区長の発言で光るものがありましたので最初に記しておきましょう。
 山田前区長の置き土産といいましょうか…創新党の佐々木ひろし議員とのやり取りが面白かった。佐々木氏は、田中区長が減税自治体構想をやめたことや区債の発行を始めたこと、基金を2年で90億取り崩したことなどをもって“財政規律が崩れ始めた!”と訴えます。
 まあ、私から言わせれば学校や保育園などの建設で区債を発行するのはむしろ当然で、これまでのように造った時の区民が全額払うようなやり方は数10年にわたる区民が利用する区施設の建て方として不公平だと指摘してきたところです。
 そうした佐々木議員の質問に区長が答えたのがふるっていました。
“区民福祉の向上が自治体の本旨。行財政運営が自治体の本旨となってはならない” 
というんです。これは至極まっとうな答弁。さらに
“極論を言えば、自分達(区)はよくて区民は不健康という状態でいいのか、私はそうは思いません” 
とまで返しました。こうした答弁は山田前区長と一線を画すもので、評価に値するものです。

予算がそうした答弁に追い付いている…

 しかし、どんなにいいことを言ってもそれが現実のものとなっているのかが重要です。以前には“困っている人がいたら、それは借金をしてでも支えるのが自治体”とまでいっていた区長…予算はそうした区長の言葉通りになっているのか。
 子どもを保育園に預けられず「働けないじゃないの!」と泣きながら窓口で訴える若い親、老老介護で「家の中が地獄だ」と鬱になる高齢者、将来に不安をぬぐえない障がい者のいる家庭…こうした実態、あるいは声に応えた予算を提示できたのか。今後の更新をお待ち下さい(がんばるぞ!)。
(12.3.7)
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