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あらたな統廃合対象校発表へ!

東田小・高井戸四小・杉八小、高南中

 25日の教育委員会において、上記4校が「適正配置対象校」として発表されました。
 ついこの間、高円寺中、杉四小、杉八小の施設一体型小中一貫校をつくるって話があったばかりですよ。田中区長なのか、井出教育長なのか、どうかしちゃったんでしょうか…

教育委員からも苦言

 教育委員からも、“希望制がなくなるのだから過少校としての解消が進むのではないか”と指摘もあったそうです。しかし、区教委は“希望制がなくても過少校のままだ”と答弁したそうです。
 東田小周辺では学区の変更を求める地域関係者の方がいます。たしかに過大校である杉二小(我が母校)が隣にあるのに、東田周辺はもともと子どもの数が少ないといわれれば、地域は「だったら学区を変更しろ」という話になりますよね。

各地で運動が始まっている

 東田小地域では数年前に統廃合問題が持ち上がった時に、保護者や自治会、商店会、教育関係者でつくる「こども、まち、未来の会」が発足しています。こうした団体が統廃合を持ちかけられれば黙っちゃいないでしょう。
 高円寺では保護者や地域の方々、同窓会、町会長やいきいきクラブの会長までもが結束を始めています。
 学校希望制がなくなる中、「小さい学校だから」という口実は通用しません。跡地利用だとか経費削減が目的であるというのが見え見えです。金勘定で教育の未来を奪う行為は愚かです。

教育の未来を掲げて

 地域ごとの区民運動、そうした運動体の横のつながりをどんどんつくっていくことが重要ですね。
 そして、何よりも教育の将来像というものを語り合わねばなりません。「昔は50人ひとクラスで10クラスあった」なんて話をしていたら、今の高度化過密化した授業を乗り越えさせる丁寧な指導なんてできません。どの子もわかる授業を提供するためにも、徹底した少人数のクラスで、生まれ育った地域に置かれた暖かい学習環境が必要です。
 そのためには杉並のように地域ごとに設置された大きな校舎と広い校庭は宝です。今これを潰すのではなく、少人数で地域密着で恵まれた設備という世界最高水準の教育を受けさせるチャンスだという、未来の教育についての語りあいを広げなければなりません。
(12.4.27)
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