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委員会委員長選挙が本日午後!
さあ、本日はいよいよ一年ぶりとなる区議会臨時議会。
毎年、同じ時期にやるのに「臨時」議会なのは、一応この日に議長や副議長が「一身上の都合」でその正副議長職を辞するからなんですね。本来4年の任期があるのですが、慣例として一年ごとにこうして辞職して次の人にバトンタッチするわけです(もちろん第一党,第二党の中でですが…)。
それと同時に常任委員会や特別委員会の正副委員長も決められるのですね。
昨年の共産党区議団排除事件
その正副委員長決めで昨年事件がありました。この臨時議会にさかのぼることひと月。区議選の結果で生活者ネットが3人当選(一人増)したと同時でしたが、区議会の旧幹事長会において交渉会派を3→4議席にするという決定がなされてしまったのです。
これは少数会派を排除するというのみならず、まともな交渉会派を少数会派に仕立て上げてしまう最悪の行為です。そのため党区議団は少数意見を尊重するため(共産党は杉並区議会で6議席を有する大会派の一つですが)、子の動きに敢然と抗議し、闘いました。ネットも「みどりの未来」と会派を統合し、闘いに加わりました。
するとその一ヶ月後…その腹いせとばかりに自民、公明、民主社民が「ネットみどり」とともに共産党区議団も正副委員長選挙における排除を行ったのです。その際、正副委員長のポストは自公民らで分け取りとなりまして、この間当選したばかりですって新人議員まで委員長にしたりしました。
交渉会派にはその規模に見合ったポストを
委員長職はその委員会で何を議題にあげるか、区民からの陳情請願を審議するかしないかの決定権があります。報酬が増すからほしいと言う議員もいるかもしれませんが、そういう問題ではありません。革新勢力が委員長職をつかむかどうかは民主主義をどう進めるかに関わる大きな問題です。
本日の臨時議会では、各委員会が開かれ正副委員長職を決めていきます。保守、革新が拮抗する委員会は保健福祉委員会の一つですが、可否同数だった場合は暫定委員長が採決をすることになっており、これは自民党ですから厳しいでしょう。要は自民、公明、民主社民に民主主義を守る姿勢があるかどうかが問われています。
いよいよ本日です。
(12.5.30)
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