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石原都知事が辞任!
まあ、良くも悪くも、茶の間をひっくり返すような騒ぎを起こす力は本当にすごいですね。
でもそれよりも驚いたのは記者会見での辞任理由のすごさでした…何がすごいって話のバラバラさ…みましたか、みなさん?
話がまとまらない…
共産主義が嫌いだとか、毛沢東がどうとか、醜い日本語の日本国憲法をどうたらこうたら、財務諸表もない行政がうんぬんかんぬん…話がつながらないまま、延々と…バラバラもいいところで、さすがにあれを見たら「老い」を感じずにはいられませんでしたね。石原氏は過去に「前頭葉の退化した六十、七十の老人に政治を任せる時代は終わったんじゃないですか」と発言(1975年の都知事選で美濃部氏に対して)。まあ、この言葉も思い出せなくなっているのかもしれません。
しかし、支離滅裂な記者会見って昨日から始まったことじゃないのです。実はこれまでも都庁の記者会見では相当ハチャメチャな論理展開や話自体もまとまらないってことが言われていたのです。何が悪いって、それをすべてマスコミがうまく要約して世に報道してきていたのが罪ですよね。
天罰発言さえ“知事のキャラ”で済ますマスコミ
なかには「地震は天罰」「津波で我欲を流せ」なんて言ったこともありましたが、これについてもマスコミはたいして叩くことなく“知事のキャラクター”ですませてきました。もし民主党の閣僚とかがこれ言ったら大変なことになるでしょうけどね。まあでも、今回の会見は多くの方が目撃したでしょうから、ああ、そろそろヤバいんだなって感じた事だろうと思います。
さあ、都知事選!!
都知事選はなんでも12月の半ばかって話になっていますね。自民党の区議さん達も全く知りませんでした。かわいそうなのは自民党の大和田議員。結婚式がそのあたりにありますからね。出席者が少なかったら私が出てあげようかしら(って、お前も選挙手伝ってんだろ!)。
猪瀬直樹氏の擁立なんて話も出たりしているようですが、相手の候補もさることながら、こちらとしても共産、社民、生活者ネット、みどりの党など足並み揃えて統一候補を立てたいものですよね。もしも、自公と民主、維新あたりが統一候補を立てれば十把一絡げ…選挙には勝てても、かえって彼らの賞味期限は短くなっていきます。乱立すればこれはこれで野党統一候補の勝機は増します。いずれにしても、こちらの“キャラ”の立たせ方は工夫が必要です。良い候補者を立てて、元気よく選挙を迎えたいものです。
(12.10.26)
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