原田あきら：29日の高円寺は大変なことになる！

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29日の高円寺は大変なことになる！

　いやあ、大変なことになりますよ、高円寺は。宇都宮健児氏が事実上の第一声ですからね。

広範な支持の広がり

　現在、共産党、社民党、みどりの党だけでなく、国民の生活が第一とかなかなか広範な陣営が支持を表明。さらには様々な著名人が支持に名を連ねています。そのなかに異色の支援者が…菅原文太さん。キッパリ応援してます。ちょっと長いけど一部抜粋で引用「東京を真に人の住む町、子供たちの目が輝く町に戻すことが、日本の再生につながると思っています。弁護士として、人のいのちと尊厳のために闘ってきた宇都宮けんじさんなら、なしとげてくれると信じます。宇都宮けんじさんでなくては、それは出来ないと確信しています。」　う～ん、あつい！こういう著名人が声をあげるってところに宇都宮氏の幅の広さを感じますね。　最近は反原発運動でこういうシーンに登場することが不思議でなくなったノーベル文学賞の大江健三郎氏も、選挙において特定の候補者の支持表明するなんてことはなかったのではないかしら？この流れを広げればさらに多くの著名人が声をあげやすくなります。その時はマスコミの力を凌駕するでしょうね。

選んだのが高円寺

　そんな宇都宮健児氏が第一声の地に選んだのが、なんと高円寺でした…。な、なぜ新宿や渋谷といったメジャーな地ではなく、高円寺なのか。氏いわく、反原発運動発祥の地である高円寺にリスペクトしてのことなのだそうです。たしかに。宇都宮健児氏が都知事選の候補者になったのは彼個人のパソナリティの優秀さによるものではないでしょう。間違いなく、東日本大震災、そして原発事故、そこから連なる民衆のムーブメントによって形づくられた社会的現象と言えると思います。そのムーブメントの初期段階を形成した極めて重要な動きが高円寺素人の乱が引き起こしたあの「原発やめろデモ！！！」です。宇都宮氏は自分の立候補のルーツとみたのかもしれません。

とんでもないことになる！

　しかしながら、これはとんでもないことになりますよ。革新都政をつくる会の都知事候補の第一声だけでも新宿西口に１万人とか集まるんですからね。１万人集まっても高円寺はものすごい盛り上がりを見せることになります。その中を宇都宮健児氏が「モーゼの海割り」のようにしてパレード（まあ、もみくちゃかもしれませんが）。上空から撮影したらすごいでしょうね。これはたまらん。

民衆の支えどき！

　宇都宮健児さん本人はあくまでも、パフォーマンス性に頼らない、精緻な思考によって政治的判断を下していく人物です。杉並にお呼びしての集会で、区民の質問に適切に応える姿勢と能力に驚きをもってみさせてもらいました。今、日本の政治に必要な力ですね。
　ただし、まさに本人のパフォーマンス性はゼロです…ハッキリ言って（笑）。もうホント飾らないんですよね…困っちゃうくらい。でもまあ、そんな時こそ民衆の力じゃあないですか！宇都宮さんの足りない部分については押し上げる都民こそが補わねばなりません！！
　彼を支持する広範な人々の力を今こそ形にして見せる時！それこそ、29日は何万にも高円寺に集まっちゃって世間の度肝を抜こうではありませんか！！！
呼びかけあいましょう！！！！！
（12.11.26）

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