日本共産党
杉並区議会議員
原田あきら
HOME
プロフィール
議員活動
すぎなみ探検隊
お知らせ
趣味のページ
リンク
議員活動
<< 戻る

2012.11議会中継!<1>

第4回定例議会が終わろうと…

教育委員会は大蔵委員と宮坂委員が退任

 いやあ、ダブル選挙の渦に巻き込まれ、議会中継�を書こうと思ったら明日はもう閉会…
 何度か書こうと思って途中まで書いて時間切れということが多かったんですよね。
 この議会で最も重要な動きは教育委員の交代でしょうね。

つくる会教科書の賛同者

 今回、交代をする二人はいわずもがなつくる会教科書を熱烈、あるいは盲進的に押す人物で、山田前区長が教育委員会に送り込んだ人物です。そもそも公正中立な立場が求められる教育委員に、特定の思想を区民に押し付ける狙いをもった人物を区長が送り込むことに大きな問題がありました。

二人の選任には公明党まで賛成

 忘れられないのが、2008年の第4回定例議会。ああ、あれからもう4年たったのですね…。区長の選任にたいし、議会の賛否が問われた時、民主党と公明党が賛成したことです。当時はまだリベラルで売っていた民主党でしたから、戦争賛美の教科書に賛成することを意味する人事の承認はわりとショックな出来事でした。
 そして公明党…平和の党と自称していたにもかかわらず、この人事に賛成したのには驚きました。その際のごたごたや、教育委員二人の問題性については当時の私の記事に詳しいのでこちらをご覧ください。:【http://www.yuiyuidori.net/jcpskd-harada/html/menu2/2008/20081126180741.html

後任の二人

 さて、昔話はおいといて、後任は折井麻美子氏と馬場俊一氏。折井さんは早稲田大学の準教授でしたかね。馬場さんは元校長先生でこの間まで都の教育委員をされていた方です。まあ、特に特定の思想を押し付けるような方々ではないということで党区議団としては賛成しました。が、今後、学校統廃合や小中一貫教育の押しつけなど教育委員会は問題が山積しています。これらの課題に対し、教育委員会事務局のいいなりになるのではなく、しっかりと区民の目線、あるいは専門的な分野からの適切な判断というものが求められています。そこは「期待」としておきましょう。

みどりの党は意見分裂

 ただ一人反対した議員がいました。みどりの党の奥山たえこ議員ですが、党の共同代表であるすぐろ奈緒議員は賛成したのですがね。反対の趣旨は当たり前すぎる人選だからとのことでした。それじゃ事務局と渡り合えないって意味ですかね…。生活者ネットとみどりの人々」という会派の中でもよく意見が食い違っているのですが、さらにみどりの党のなかでも意見が食い違っているのがなかなか複雑ですね。
(2012.12.6)
<< 戻る

杉並区成田東4-5-14
TEL 3391-0977

Copyright(c)2004,AKIRA HARADA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。