原田あきら：新年会で驚き！なみすけ商品券はなくなると自民議員

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新年会で驚き！なみすけ商品券はなくなると自民議員

　いやあ、今年は新年会に多く参加をさせてもらっています。いろいろと面白い情報や情勢に触れるいい機会です。
　そしてこの間も驚きのエピソードがありました。
　「○○議員（民主の議員）は言われなかったので私（自民議員）から言わせてもらいますが、なみすけ商品券が来年度の予算に入らないこととなりました」と突然自民議員がスピーチしたわけです。つまりは自民議員から民主議員に対する強烈な皮肉を交えた爆弾暴露です。いや、さすがに驚きましたね…商店街と行政でつくりあげてきた施策ですからね。商店街の方々も知らない中で陰で決まってて、さらにそれを自民党が新年会で暴露するあたり…驚きました。

商店街の新年会で

　この新年会は商店街のですからね、さすがに会長とかも「は？」て感じでしたでしょうね。ていうかそこの会長は最初のスピーチでなみすけ商品券の継続を列席の議員たちに求めたばっかりでしたからね。
　民主党の議員はそのことについて何も触れなかったのですが、自民議員がわざわざ引き合いに出したわけです。なかなか挑戦的なスピーチ…いいですね、そういうの血が沸きます。

誰が情報を流したのか？

　ところで自民党の議員に誰が情報をリークしたんですかね…予算ももちろん出ていないのに。新年会のスピーチで議長経験者が話すからにはかなりの信憑性ある情報をつかんで話しているのでしょう。極めて確かな情報筋です。
　ま、実は私も情報は入手していましたが事が大きいので、いい加減なことは言えませんので区が公に発表するまでは表に出しにくいなと思っていたところです。
　そしてドラマっぽいのが、あとから区長も来たんですよね、この新年会に。まあ、こうやって水面下でことは動くのですよ（怖）。
　私なんかはよく区長や幹部職員からものすごい目の敵にされていますが、本当に区長や幹部職員の足下をすくおうとしてるのは誰か。来年の区長選を前によくよく診る必要があるようですね。

制度の継続と発展をこそ

　さて、なみすけ商品券に対する私の意見はどうか。
　私としては「制度として改善の余地はあり」ってところです。廃止どころか、規模の拡大と共に、より商店街に消費を回す施策の要としていくべきでしょう。日本共産党杉並区議団は先に新年の申し入れを行っていますが、そのなかでもなみすけ商品券の継続と発展を求めていたところです。
　区長におかれては、せめて地域の声や、専門家の声を聞いた上での判断が必要でした。つくるときにはそれなりの議論があったわけで、なくすときにも同様の検討が必要だと私は思うのです。これは減税自治体構想をなくすときにも指摘したことです。
　さあ、２月１４日から注目の予算議会が始まります。この自民議員あたりはどうするのでしょうかね、予算への態度とか。どうせまあ、「なんでも賛成」でしょうけど…
（13.1.31）

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