原田あきら：2013一定議会中継！＜１＞政務調査費で新年会費を支出！？

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2013一定議会中継！＜１＞

政務調査費で新年会費を支出！？

　さあ！１４日から始まった第一回定例議会！今回こそはしっかりレポートするぞ！
　といってもいきなり代表質問のレポートに間に合っていませんね…が！こればっかりは書かざるを得ない！

18日夕方あたり：議会運営委員会は紛糾必至！！

　現在、17日の23:30の区役所。明日の質疑の内容を練っているところです。明日の本会議後、まちがいなく４時以降ですが、議会運営委員会が開かれ、政務調査費を政務活動費に名称と内容を変更する議員提案が行われます。提案するのは自民、公明、民主社民の三会派の構成議員。
　いままで政務調査委員会という非公開の委員会で議論されてきましたが、共産党やネットみどりの会派との意見が決裂し、今回、議会運営委員会での決着に持ち込まれました。

携帯代や月極駐車場、さらには新年会費…

　これは、政務調査活動に限られてきた政務調査費をもっと使いやすい基準に変えようという条例改定で、全国の議会で行われています。政務活動のために使いやすいというのであれば反対するものではありませんが、実態は、およそ政務とは言い難い支出への政務活動費の充当です。
　たとえば、これは今でも支出が可能となっていて共産党は支出すべきでないと主張していますが、携帯代…たしかに区民からの相談の電話はありますよ。ただ、さすがに携帯は個人の持ち物の範囲であるのかなあと。これに政務調査費はないのではないかと思うのです。自分の家の車の月極駐車場代やガソリン代…たしかに議会に来るときとか、使うかもしれませんが、車を持ってるし運転もできるということも含めて議員のパーソナリティかなと…。ここに政務調査費を当てるのは区民目線からして明らかにおかしい。

突然の法改定→一気に改悪

　この動きは昨年の8月でしたか、衆院総務委員会で自公民と国民の生活が第一の議員らが突如として「地方自治法改正案の修正案」というのを出したところから始まりました。修正案の内容は上に記した通りです。これにはなんと、みんなの党や国民新党までもが賛成しています。
　この動きの中で今回、杉並区議会の自公民らが議員提案をしてきたのですね。まるで国会で決まったことだからと言わんばかりですが、実際にこの議会で決めるのは杉並区議会議員です。責任の転嫁は許されません。
　明日はなかなか厳しいやり取りになりそうです。
（13.2.17）