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参議院選挙の結果について
日本共産党、杉並の比例得票は民主を抜いて第二党へ!
二つの選挙戦、大変お騒がせしましたがご協力ありがとうございました。選挙結果について私の見解を書きます。
日本共産党は都議選、参議院選挙と二つの選挙で連続して議席を倍増以上に増やす結果を頂きました。一つ一つの議席の重み、一票一票の願いを受け止め、引き続き国民が主人公の政治を目指してブレずに奮闘します。
史上最大の増税負担増がやってくる…
そうはいっても、この選挙戦での最大の特徴はやはり自民党の大勝です。この結果に基づいて、いよいよ自民、公明政権が押し進める史上最大の増税、負担増が来年押し寄せる可能性が高まってきました。また、憲法9条の改悪についても選挙前、選挙中に安倍首相が明言しましたので、事実上、自民党の公約となっています。日本が憲法9条改定のスケジュールをつくったらおそらく世界的なニュースになるでしょうね。原発の一斉再稼働や海外輸出も…。今後三年間は、衆院の解散がない限り、国政選挙がありません。いよいよ自民公明の暴走政治が口だけでなく、現実味を帯びてきてしまいました。
共産議席倍増も選挙結果の特徴
しかし、自民大勝の一方で、日本共産党の議席倍増もこの選挙結果の大きな特徴です。日本共産党の得票が伸び、議席を倍増させるというのは、他の政党の議席増とは意味や重みが違ってきます。すでに自民党の内部から、来年の増税はやってしまって大丈夫だろうか…と不安とも良心の呵責ともつかない声が漏れ出てきています。週刊ポストだったかが、共産党の10議席は他野党の数十議席と比べて「破壊力違う」と書いていましたが、まさに自民公明の暴走政治に強烈な壁が立ちふさがった形です。
共産党は議案提案権とともに党首討論の権利を獲得しました。近いうちに安倍首相と志位和夫委員長の党首討論が行われますので乞うご期待!こうした機会や権利を十分に活かしきって、選挙が終わってからこそ、「自民党と対決し、暮らしと平和、憲法を守る」のスローガンを国会や社会に響かせたいと思います。
今後の地方政治にも影響大
私のまわりでも、革新系だけど共産にはいれたくないという人がたくさんいますが、そうした方々が「今度は…」と投票してくれたドラマをいくつも見てきました。
その結果、杉並の比例で共産は得票率約2倍の14.47%、得票数は1.5倍ほどとなり3万6012票。自民党の7万8169票の二分の一まで迫り、なんと民主党を抜いて第二党となる得票となりました。これは強烈な結果で、国政だけでなく地方政治にも影響を及ぼすことが予想されます。たとえば今後の党区議団の活動は来年の区長選にも少なからず影響を与えることになるでしょう。こうした結果はまさに党の力だけでなく、党派を超えた多くのみなさんの力によるものであり、結果におごることなく多くの方の声に耳を傾け、お預かりしたこの力を縦横に活かしていくことを誓います。
国民本意のブレない政治を貫く
今後、杉並区は施設整備再編計画を行い、湯の里「杉菜」の売却や、児童館や区会議室の廃止を強行して区民サービスを削る一方で、荻窪駅前開発などに税金を注ぎ込む逆立ち政治を進めようとしています。こうした田中区長の政治に媚びる自公民の各会派…なれあい政治の中で自分たちは税金で町会や各種団体の新年会、忘年会費を出してもらおうとする条例改悪を行ったりしています。日本共産党杉並区議団は国民目線からかけ離れたこうした政治に真っ向から対決し、ぶれない政治を貫きます。
自公民や維新、みんなの党が選挙前と後で言ってることが違ったり、政党によっては選挙が終わったらなくなってしまったりするなかで政治不信が高まっています。が、その点で共産党は「政治は選挙が終わってからこそ!」と、ブレずに公約実現のため奮闘します。こうした頑固なまでにブレない姿勢が信頼につながった面もあるでしょう。みなさん、今後も力を合わせてご一緒に国民が主人公の政治をつくりだしましょう!
(13.7.25)
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