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原発の一斉再稼働と海外輸出が迫っている
自民党の大勝により、原発の一斉再稼働と海外輸出が目前に迫っています…
事故を起こしたから安全な原発がつくれる
原発事故を起こした日本にもかかわらず、逆に、“原発事故を経験したから世界一安全な原発をつくれる”という驚くべき論法で原発を再稼働、そして輸出に踏み出そうとしています…。
実は原発を輸入する各国でも住民は反対運動を起こしているそうです。普通に考えれば当然ですよね。原発を進めようとしているのはどこでもその国の支配的な地位にいる人達でしょう。各国の国民が手に手を取ってこうした動きと闘うことが重要かもしれません。
中国が「世界最大」の原発
ところで中国が「世界最大」の原発建設計画を推進しようとしています。ものすごい発電量の原発をつくるというより、各地に多数の原発をつくるということでの「世界最大」だそうですが、まあ、今の中国が「世界最大」とか「世界最速」とかいうとちょっと恐ろしいですよね。とんでもない事故を起こしそうな匂いがプンプンします。
韓国の原発も昨年、全電源喪失事故を起こしています。しかもその後一ヶ月間、事故を隠し続け、非常用発電機の故障も放置するなど日本と変わらぬずさんさでした。中国や韓国で原発事故が起きれば、風下にいる日本は福島の比ではないほどの汚染を被る危険性があります。
さて、こうした国々に本当なら「原発を止めてほしい」と言いたいですよね。
M9で巨大津波をかぶった地域に原発輸出
なんでも公明党も容認したとかいう原発の輸出(公明が杉並で愕然と票を減らしている理由がよくわかりますね)…。まあ、輸出するのは原発だけじゃありませんね、「日本の恥」も同時に輸出しようとしています。
安倍首相がトップセールスに精を出していますけど、その国々にはあのスマトラ島沖巨大地震の津波被災地でもある国々が含まれます。インドとかですね。あの地域では3年後にも巨大地震と巨大津波が襲ったわけで、そこに原発を建てようという危機感のなさに驚きます。多くの発展途上国が原発をつくりたいと願っているなかで、世界中に原発がつくられれば、世界中で毎年のように起きている巨大地震がかなりの確率で原発を直撃することになります。原発事故を起こした日本からこそ、世界で起きようとしている原発開発の「連鎖」に歯止めをかけなければならないはずです。
選挙が終わってからこそ「自民党と対決」が重要
自民の大勝を受けて、いよいよ「自民党と対決し、暮らしと平和、憲法を守る」という日本共産党のスローガンが大事になってきています。選挙後こそ、原発の再稼働許すな!輸出なんて恥さらしな政治をやめろ!と声を上げなければなりません。
幸い、この選挙では日本共産党も議席を倍以上にさせてもらい、議案提案権や党首討論の権利を得ています。国民によって国会の中に築かれたこの要塞を足場に、近い将来、自民党に歴史的な審判を下す日をつくり出そうじゃありませんか。
(13.7.31)
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