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受けて立つ!!!が、本当にひどい解散だ。
「え、なんで解散なの?」…街の人達の感想です。それもそのはず、民意とは全くズレた思惑による解散話だからです。
端的に言えば、今後とんでもない支持率の低下を政府は予想しており、そんなボロボロの状態で2年後の改選を迎えるより、今選挙やっといて数年の延命を計ろうという思惑から発した解散風な訳です。
17日、GDP速報値の発表
あと数日で7〜9月のGDP速報値が発表されます。これがどうも政府の思惑とは違い、悪い数字が出るらしいのです。前回もひどかったわけですが(4〜6月速報値で-1.8%、年率-7.1%)、立て続けに悪い経済指標が発表されれば、いよいよ「アベノミクスってもしかして実体経済には影響力ないんじゃないのか?」って議論(あるいは不安)がわき起こるのは必至です。それによる支持率の低下は、政治とカネの影響を遥かに上回るのではないでしょうか。安倍政権が集団的自衛権やら秘密保護法やら暴走に暴走を重ね、国民みんなが何やら不安な目で国政を見ているにもかかわらず、いまだに一定の支持率が保持されているのは、なんといっても“アベノミクスへの期待感”だけです。この期待感が不安感に変わり始めた時から支持率の「崩壊」が始まるでしょう。
10%への消費税増税
また、消費税増税による支持率への深刻な影響も考えていることでしょう。
骨太の経済とかなんとかよく言ってますけど、冗談じゃありません。増税をすればするほど経済が衰退し、骨粗鬆症のような経済になってきてしまいました。消費税を増税すれば経済がガタガタになることを政府はよくわかっているわけです。それでも財界減税と超高額所得者減税の財源がほしい財界からは強く迫られていますからやらなきゃいけない。経済が衰退するとわかっていることを、財界献金目当てにやってしまうときの支持率低下も、これまた避けられないわけです。
沖縄県知事選挙や秘密保護法の施行などなど
さらには数日後に迫りましたが(沖縄に知り合いがいる人はオナガ候補の支持を呼びかけましょう!)沖縄県知事選の結果が出て、12月10日には秘密保護法施行日がまっていて、ここには巨大な国民運動が待ち構えている…これはもう支持率の瓦解が目に見えているような情勢です。その意味では、安倍政権は国民に追い込まれていますね。
国民の信を問う場を、内閣延命装置として使う
これらの理由から、「それじゃあ、支持率落ちる前に選挙やっちゃおうか」というのが今回の解散話ですね…これは最低です。本来、解散総選挙というのは現政権に対する国民の信を問う場です。それをですよ、逆に国民の議論が進む前に選挙やっちゃおう!っていうのですからとんでもありません。いってみれば内閣延命装置として解散総選挙を使うわけですね。
いやあ怖いですね…これって、今の選挙さえ乗り切ったらもう4年間やりたい放題、いくら支持率が落ちても関係ない!って姿勢ですからね。
自民党は追いつめられている!ここに確信を持って
ヤフーニュースに興味深い発言がありました↓
「与党にも野党にも勝ってもらいたくない。国民置き去り政治だな。今の政治は足の引っ張り合い。日本のため、国民のためにやっているとは思えない。」
まあ、こういいたくなる気持ちはわかりますね。
しかし!!!そんなときこそですよ、
共産党がいるじゃないか!
と元気に呼びかける存在でありたいですね。
さあ、自民党は、というより自民党型のあらゆる政党はもはや追いつめられてきています。これは間違いなく国民の力です。一方でニヒルになりがちな世論を励まし、いまこそ政治を変えるチャンスであると、展望を広げようじゃありませんか!!!日本共産党と国民が手を握れば、必ず政治は変えられます。
(14.11.14)
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