日本共産党
杉並区議会議員
原田あきら
HOME
プロフィール
議員活動
すぎなみ探検隊
お知らせ
趣味のページ
リンク
議員活動
<< 戻る

新年激動宣言!!

 新年の幕開けに際し、謹んでご挨拶申し上げます。私はワクワクドキドキと新年を迎えました。
 みなさんはきっと「それは区議会議員選挙があるからだろう」と思うでしょう。しかし違います。私はこの一年間に、政治の上で大激動が起こるとほぼ確信していることによって、ワクワクし、しかし不安なドキドキ感を覚えているのです。

激動の情勢は確実!

 それを雄弁に物語っているのが昨年末の選挙です。
 もちろん自民公明の圧勝だったわけですが、それはもうそうなるためにあのような年末に不意打ちの選挙をやったわけですから当然の結果といえば当然の結果です。同時に国民の一割七分という低得票だったことも当然の結果でした。
 私が注目したいのはなぜあの時期だったのかという点です。なにせ国費700億円を投じての年末解散は、選挙で勝つとはいっても中長期的にみれば自民党公明党への根本的な支持基盤を崩しかねない暴走政治の一環です。
 さらには、この時期、あのような選挙をやれば共産党の前進がほぼ確実でした。自公政権にとっても、財界主導の二大政党づくりにとっても、共産党の前進は引き起こしたくない政治変革の一つだったでしょう。それでもあの時期やらねばならなかったのです。数ヶ月でも遅らせてはだめだったのです。

もうすでに激動の一端が始まっている

 自民公明はその「数ヶ月」をこれから歩み始めることになります。なぜ総選挙を数か月後でも遅らせてはならなかったのか?私たちはその理由をすでに目の前にしています。それはアベノミクスによる景気後退です。あれだけの暴走を繰り返しても安倍政権の支持率が高かったのはほぼアベノミクスへの期待感のおかげです。その神話にも似た期待感が、あの年末のヒドイGDP速報値の発表以後、いよいよ薄れ始めています。この期待感が失われたとき、安倍政権の支持率は堰を切ったようにっ急降下することになるでしょう。
 さらに情報共有が国民レベルで熟成しつつある集団的自衛権や秘密保護法の問題意識が時間差で政権を直撃し始めます。それはこの一年です。いや、この数か月間です。
 たとえ年末解散総選挙で2年間の延命を図ったとしても、この激動を抑えることはできないのです。「超低得票の圧勝」はまさに絶妙な選挙戦略でしたが、絶妙なゆえにちょっと気を抜けば、何がしかの向かい風が吹けば、もろくも崩れる危険性をはらんだ選挙結果でもあります。あの時期しか解散はありえなかったのでしょう。

今年は一斉地方選、来年は参院選

 そして激動に火を注ぐかもしれないのが今年の一斉地方選挙、そして来年の参院選です。国政で圧勝しても、むしろそれがゆえに地方の自民党議員は苦しい選挙をやらねばなりません。総選挙の票を稼ごうとすれば自分の地方選の票が減るという議員もいたほど…昨年の選挙はやりにくかったでしょう。民主の地方議員は崩壊が確実といっても過言でないほど、この間の地方選で議席を失いまくっています。
 日本共産党は今回、立候補予定の候補者がだいたい受かったとすると、なんと自民、公明を抜いて、地方議員数政党第一位を獲得することになります。これは国政、区政を問わず全ての政治にショックを与えることになるでしょう。みなさんの応援次第でそうした歴史的結果を生み出せるかもしれない局面に入っています。

政治的激震に備えよ!!!

 そして来年は参院選が控えているわけです。安倍政権は本当に4年間政権を続けられるのか?いやいや、もう何かが起きないはずがないというくらいに私はワクワクしています。
 同時に、安倍自公政権が断末魔の叫びを発する危険にも備えておかねばなりません。民主党の断末魔も消費税増税の決定や沖縄基地問題、TPPなどひどいものでした。これには不安を込めたドキドキ感が止まりません。この激震をなんとしても国民の生活向上へ向けて引っ張ってこなければなりません!そのためにはもっと共産党の力量強化が必要です!!
 さあ、政治的激震が確実の一年。「国民が主人公」の清潔でブレない政治を貫いて、今年も一年間全力を挙げることをお誓い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
(2015.1.5)
<< 戻る

原田あきら事務所
杉並区成田東3-5-1
TEL 03-3315-9238

Copyright(c)2004,AKIRA HARADA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。