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参院選、そして都知事選

参院選

 いやあ、長い選挙でした。でもそれなりの結果が出ましたので、私は次の任務に向けて意気揚揚です。

史上二番目の参院選得票数

 率直な話、参院選はもうちょっと伸びると思いましたが3議席から6議席へと倍増にとどまりました。3倍増以上を目指してましたから「倍増にとどまる」なんて表現になりますが、そうはいっても参院選601万票は史上2番目の得票数ですからね。この倍増がどれだけの期待を背負った倍増であるかをしっかりと受け止めて、今後に活かしたいと思います。

安倍政権が日本共産党を「暴力革命」政党と(笑)

 私はこの倍増はとっても大きいと思います。なんといっても時の首相が信じがたい共産党への誹謗中傷を行う中での倍増ですからね。
 この選挙の前、野党共闘が進もうとしていた中、あの鈴木宗男氏の娘貴子衆院議員の質問主意書に答える形で「警察庁としては現在も『暴力革命の方針』に変更はないと認識」「破壊活動防止法の調査対象」という答弁書を閣議決定しました。
 いまさらそのネタかと驚きます。まさに破防法における調査対象として63年間公安が調査し続けても破壊活動はなかったわけです。なのに暴力政党と言い続ける自民党政権。どれだけ危ない政党なんでしょうね。政府にとって(笑)
 実際にこうした捨て身の攻撃は聞くもので、閣議決定に驚いて離れた票は数知れずですから、「笑」なんていってられないわけですが…まあ、こうした捨て身の攻撃を受け止めながらの倍増ですからね、価値は大きいと思っています。

会見勢力の圧勝で野党統一はどうなった?

 見ての通り、自民や公明、大阪維新などの補完勢力によって3分の2の議席を占めることになりました。一方で一人区での勝利は1か2か?いわれていた野党の議席は11議席獲得にいたりました。なかでも福島や沖縄など日本の重大問題を抱えた地域で野党候補が勝利。TPPを抱えた北海道&東北なんて、なんと4分の3近い議席を野党が獲得。3年前76議席を獲得した自公は今回70議席にとどまり、一方で野党統一政党の議席は3年前が27だったのに対し、今回は40議席の獲得。この持ち直しは驚異的です…それは安倍政権にとってです。衆院選がダブルだった場合、この持ち直しはより顕著になって表れたでしょう。重点地区の絞込みや首相遊説なんてできなくなりますからね。だから解散は遠のいたのです。安倍暴走政治を止めようと思うならまさに「この道しかない」。民進党にはくれぐれも冷静に状況を判断できる人が党首になってほしいものです。ま、いずれにしても日本共産党は国民が主人公の政治にまっすぐ突き進むだけです。

アベノミクスの窮地…解散は遠くないか

 アベノミクスがいよいよ崩壊に差し掛かっているのは目に見えています。てか、大多数の国民が実質賃金も消費も減少させているんですから、アベノミクスというより、国民生活が崩れ始めています。
 年金が株につぎ込まれ、現時点で10兆円程の穴をあけていると言われています。これも年金制度の維持存続のためでなく、株価維持のためってところが最悪です。異次元金融緩和も手詰まり感が強く、こうした状況を考えると支持率の暴落前に延命解散が行われる可能性が高まっているとみて言いすぎでない気がします。

太陽は日本共産党のスポットライト(笑)!!!

 今の状況で日本共産党が街に出て訴えることに何の歯止めがあると言えるでしょうか。早いとこガンガン街で訴えてまわりたい気分です。もしも歯止めがあるとすれば、この酷暑…でも私の政治の恩師は明言を授けてくれました。「太陽は日本共産党のスポットライト。真夏の太陽の下にこそ共産党員は出ていくべし」…恐ろしい名言ですがそのとおり(笑)。テレビやマスコミに出してもらえないとひがんでいる場合じゃありません。日本共産党が躍り出る場所は、大空を背景とした「街」という舞台!進んで真夏の炎天下へ(きゃー)!!!
次回→【都知事選】
(2016.8.8)
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