インフルエンザの対策に関する申し入れ
インフルエンザが、大流行しています。2月1日現在、全国の推計患者は、約222万人以上に上っています。そのうち年齢が5歳から9歳が約41万人、10歳から14歳が約29万人となっています。
今後も、流行は続くとみられ、インフルエンザの予防対策が重要となっています。市として広報等で予防対策について、引き続き周知啓発を求めます。併せて、子どもたちのインフルエンザの予防接種への補助を検討してください。
また、インフルエンザの治癒証明について保護者から、「付き添いのために仕事を休まなければならない」「証明書発行に費用がかかる」など負担が大変と意見が寄せられています。
厚労省は昨年、「医療機関に季節性インフルエンザの治癒証明を求めることは、望ましくない」との見解を明らかにしています。文部科学省もインフルエンザが流行した2009年に、「治癒証明を取得させる意義はない」という通知を出しています。市として保護者負担を軽減するように求めます。
そこで、インフルエンザの対策について以下のように要望します。
1、インフルエンザの予防対策について、広報等で繰り返し周知すること。
2、インフルエンザの予防接種の補助について検討すること。
3、学校や保育園が一律にインフルエンザの治癒証明を求めることを改めること。
4、治癒証明の提出を求めるのであれば、その必要性を明らかにし、費用について立川
市で負担すること。
5、インフルエンザの流行に伴う、学級閉鎖などによる授業の影響が出ないように学習
など丁寧な支援を行うこと。