東京五輪・パラリンピックに向け横田基地の軍民共用化に反対する申し入れ
4月20日の毎日新聞によると、「政府が2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、首都圏の空港の発着数を増やすため、在日米軍横田基地の臨時的な軍民共用化を米国に打診し、米側も検討する姿勢を示しているという。
日本政府関係者が明らかにした。」との報道がされています。
横田基地の軍民共用化は、2003年の日米首脳会談で、当時の小泉純一郎首相の要請により、検討開始で合意され、2006年5月の「在日米軍再編ロードマップ」にも具体案の検討が盛り込まれましたが、協議は進んでいませんでした。
臨時的とはいえ、一旦、民間機の乗り入れが行われれば、将来的な常時発着に道を開くことになります。
米軍横田基地には、昨年10月から5機のCV22オスプレイの配備が行われました。そうした中で、これまで以上に騒音被害や墜落事故の危険などが増し、住民の皆さんから不安の声が寄せられています。
この上、軍民共用化となれば、さらに、騒音被害や事故の危険等が増大することになります。
したがって、私たちは、市民の安全と周辺住民の生活環境を守るために、以下のことを申し入れます。
記
1、市として横田基地の臨時的な「軍民共用化」である、東京五輪・パラリンピックを口実とした、民間機の発着に反対という申し入れを政府に対して行うこと。
2、この件についての正確な情報提供を行うよう、政府に申し入れること。