新型コロナ感染症ワクチン接種に関する第2回申し入れ
本市のワクチン接種の予約が5月6日から始まりました。市民からは電話やネットがつながらずに不安や改善を訴える多くの声が寄せられています。
「朝からおにぎりを作って食べながら100回かけてもつながらない」「自分は、もう諦めている。市役所に見放されてしまった」「何日も電話しているが、つながらないので本当に接種できるのか不安に感じている。なぜこうなってしまうのか説明してほしい」「ワクチンの量が確保できているというのに、予約できないのは何故か。訳が分からない」「コロナがはやり始めてから、血圧が高いので健康に気を付け自粛にも協力してきたのに、何でこんなにつらい思いをしなければならないのか」「5月6日で予約終了と思い込み、接種券を捨ててしまった」「インターネットの予約の表示がわかりにくい」「電話もつながらず、アナウンスも流れなくなった。孤独と不安でつらい」「いつ頃になったらつながるのか教えてほしい」等の声が寄せられています。インターネットの不具合を感じて、電話の問い合わせが増えていることもあり、毎日予約や問い合わせが殺到して、毎日混乱する状況がみられています。さらに2回目のワクチン予約がはじまるため、課題を改善しない限り、混乱が続く事が予想されます。市民の混乱や不安、怒りを解消し、安心してワクチン接種ができるよう、下記の点での対応をしていただくよう申し入れます。
記
1、今回の混乱は、65歳以上の高齢者をいっせいに電話とSNSで予約するシステム自体に問題があると考えます。そこで、こうした事態を早急に改善するために、システムの検証・再構築を行い、2回目の申し込みなどに生かすこと。
2、年齢や感染リスクの状況などで申し込みを区分するなど、混乱を避ける工夫を早急にとること。
3、「ワクチンの総量が確保されている」と言いながら予約が進まない問題や、一日の予約数を800件としている理由など、市民に丁寧に説明すること。
4、予約できない場合も、現状について説明を聞くことができるように、オペレーターを100人に増やして対応すること。
5、ホームページでの予約状況や空き状況、今後のワクチン入荷予定など、わかりやすい内容に改めること。
6、市が広報車を走らせ、ワクチンが確保できていることや予約の見通しなど、市民に周知すること。
7、ワクチン接種のキャンセルが発生した場合に、感染リスクの高い市民がかかりつけの医療機関で摂取できるようにするなど、ワクチンをむだにしないように対策を取ること。
8、「16歳以上の市民はすべて接種できますので、慌てずに予約してください」「接種券をなくさないでください」という事や、いつごろなら電話がつながりやすくなるのか、予測をお知らせすること。
9、ワクチン予約と接種について広報の特別号第2弾を配布すること。
10、混雑時の電話応答アナウンスは「かならずワクチンを受けられます。後でおかけ直しください」など、市民が接種をあきらめる事のないように音声で案内すること。
11、ネット予約は午前零時に予約できる日が追加され、電話予約は8時30分から始まります。公平にワクチンの予約が取れるように配分すること。
12、予約枠がいっぱいになったら、本日は終了というアナウンスを行うこと。
13、ネット予約では「会場をひとつずつ検索しないと空き状況がわからない」「予約の空き状況がわかりにくい」との声があります。〇×△の表示以外の枠は斜線とするなど、分かりやすく工夫すること。
14、ネット予約ができない方には丁寧にサポートし、時には訪問してサポートすること。
15、電話やインターネットのできない方や、予約できない方、認知症のある方などについて、訪問して確認や支援を行うこと。
16、市の担当職員の体制は、係長を含めて3人ですが、これでは現状の改善はできないと考えます。体制を早急に増員すること。
17、市役所へも問い合わせが多数きています。市役所の電話交換の体制を拡充すること。
以上