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2019/2/9
平成30年 第3回定例会 一般質問議事録 (中町さとし)
◆18番(中町聡君) 日本共産党の中町聡です。通告に従い、一般質問を始めさせていただきます。
 初めに、LGBT性的マイノリティーについて質問いたします。LGBT当事者を傷つける発言について、最初に質問いたします。
 私は、平成26年12月議会からLGBTについて取り上げ、性的マイノリティー当事者から実際に聞いたお悩みや声をもとにして、市として市民に対して正しい知識を広げていく啓発活動の要望や、LGBT当事者の精神的なサポート、アドバイスができる相談窓口の設置を求めてきました。また、市職員、教職員への講習会の開催を市が率先して行うべきと、こういった要望もしてまいりました。
 私は、アライの立場ではありますが、市民一人一人の人権が大切にされる社会の中で、性の多様性を認め合い、誰もが自分らしく暮らせる多様性を尊重するまちづくりを進めるため、頑張る所存です。
 それでは、質問に入りたいと思います。
 先日、政権与党の国会議員が月刊誌「新潮45」に、LGBTの人たちに対し、
   彼ら彼女らは子どもをつくらない。つまり生産性がない。そこに税金を投入することが果たしていいのだろうか。
−−という論考を寄稿しました。
 これは、差別と偏見をあおる悪意に満ちたものです。生産性を持ち出し人間の価値を決めるかのような発想は、優生思想にも通じるとして、幅広い国民から厳しい批判を集めております。さらに、政権与党の幹事長が「人それぞれ政治的立場はもとよりいろんな人生観もある」、こう暴言を容認したため、国民の怒りは一層かき立てられ、抗議行動が広がる事態となりました。
 政権与党の国会議員のこの暴言は、憲法が保障する人権や個人の尊厳を無視するとともに、少数者の排除につながる危険きわまる考えです。政権与党の国会議員があのような発言をしたことについて、市長はどのような見解をお持ちかお尋ねいたします。
 次に、西国立駅周辺のまちづくりについて質問いたします。
 これまでの一般質問で、西国立駅周辺の自転車駐輪場の問題や商店街の活性化などについて議会で取り上げ、より笑顔あふれるまちをつくるため質問してまいりました。さらに、地域住民の不安やお悩みの声をもとに、地域住民とともに考えるまちづくりに今後も努力していきたいと思っています。
 そこで質問いたします。
 西国立駅西側の立川病院職員宿舎等があった街区が更地になりました。近隣の住民から、更地になるとこんなに広い土地だったのか。昔から西国立駅前が広くなるといううわさがあったが、いつになったらできるだろうか。東京オリンピックまでに駅広になるらしいなど、近隣住民の間では、この約1ヘクタールの土地が更地になったことをきっかけに、うわさや戸惑いが起こっております。
 そこで質問です。
 まず最初に、この国有地の状況とこれからの利活用について、市はどのように考えておられるのでしょうか、お聞かせください。
 次に、ごみ減量の取り組みと今後の課題について質問いたします。
 私は、奥多摩や八ヶ岳などの山々を縦走する、登山という趣味を持って10年近くたちます。また、山頂付近でパスタなどの料理をつくり食事をすれば、日ごろのストレスも吹き飛んでしまうほどの最高のひととき、こういったことを趣味にしております。
 そんな私は、山で料理をするときに特に気をつけていることがあります。それは、1グラムでもごみを減らすということです。山では、ごみを持ち帰るというのは常識なのですが、私は、ごみをできる限り山へ持ち込まないようにしております。標高3,000メートル付近で料理を行うとなると、8時間近くアップダウンしながら登っていくので、たった数グラムでも荷物を軽くすることで体力的に楽であり、重ければ自分にのしかかり、快適な登山とはならないのです。
 私は、こうした趣味と出会ったことをきっかけにして、山じゃなくても自宅でもごみの減量や分別に対しての意識が高まりました。市民や事業者にごみの減量目標達成のために協力していただくためにも、こういったきっかけ、何か皆さんに必要なのではないかと私は考えました。
 ごみの減量や分別の大切さを知るきっかけや、おもしろいとか楽しいごみ減量、こういったことは市は考えてはおられないのでしょうか。市民や事業者に、特に燃やすごみの減量目標達成のために努力していただくために、市としてごみ減量の目標、それを実現させるための課題は何であると考えているのでしょうか、お示しください。
 次に、たちかわごみ分別アプリについて質問いたします。
 8月1日に、たちかわごみ分別アプリがリリースされて、約1カ月がたちました。アプリをダウンロードするiOS版のAppストアでは5段階評価で4.4と評価も高く、評価のコメントでは分別辞典やごみ出し忘れ防止アラートがあって、よく研究されている、くるりんのアイコンがかわいいなど、評判は上々です。
 アンドロイド版のグーグルプレイでは5段階評価で4.8と、かなり高い評価となっております。評価のコメントには、分別辞典、出し忘れアラート、よく研究されていると、こちらにもありました。
 また、利用している市民からもお話をお伺いいたしましたところ、わかりやすくて楽になった。帰りの電車で確認しているなど、直接感想を聞いてきました。
 そこで、広報たちかわでは、市長が「私も使っています」と市長みずからお伝えになられたことがありました。こういった、市長みずからがお伝えになられたことからも、ダウンロード数も伸びたと思いますし、ごみ分別への周知を進めていこうという意気込みを感じました。
 そこで、市長にお尋ねします。実際にごみ分別アプリを使ってみた感想をお聞かせください。
 次の質問からは、一問一答席から質問いたします。
○副議長(福島正美君) 市長。
◎市長(清水庄平君) まず、LGBTの当事者を傷つける発言ということに関する見解でありますが、このことにつきましては、一国会議員の発言に対して私は見解を述べる立場にはおりません。
 次に、西国立駅西側の立川病院跡地の街区についてでございますが、西国立駅西地区地区計画の土地利用方針として、JR南武線の鉄道立体化にあわせて駅前交通広場を整備するとともに、住環境に配慮した生活利便施設を誘導し、利便性の高い安全な駅前地区を形成するとしております。
 なお、当該区のほとんどは国有地であり、年内には国家公務員共済組合連合会から財務省へ返還される予定と聞いております。今後は、JR南武線の連続立体交差事業の進捗にあわせて、旧庁舎周辺地域グランドデザインの具現化に向けた協議を関係者と行ってまいります。
 次に、ごみ減量の目標と、それを実現させるための課題はというお尋ねであります。
 ごみ減量の目標としましては、ごみ処理基本計画において、ごみの排出量の抑制とともに、平成19年度を基準年度として、燃やせるごみ50%減量を掲げております。
 この目標を達成するための課題につきましては、毎年行っている燃やせるごみの組成分析の結果から、リサイクル可能な紙類やプラスチックが25から30%、生ごみが20から40%含まれていることがわかっておりますので、紙類やプラスチックのさらなる分別リサイクルと、生ごみの水切りや堆肥化に関する取り組みが必要と考えております。
 次に、ごみ分別アプリのリリースがされて、それに関する使い心地といいましょうか、感想ということでございますが、基本的には、私はごみ出しが当番でございますので、ほぼ記憶しております。迷ったときに使うのには最も小さくて手軽で、腰にいつもついておりますので、大変便利な代物であるというふうに思っております。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) 御答弁をいただきましたので、一問一答で質問させていただきます。
 まず初めに、政権与党の国会議員があのような発言をしたことについて、市長にお尋ねしました。一国会議員について申し上げることはできないということで、見解の答弁はされませんでした。
 私は、この国会議員の問題発言は暴言だと、問題発言だというふうには思いますが、これは立川市としてはどのような見解をお持ちなのか、お示しいただけますか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) ただいま市長より御答弁申し上げましたように、国会議員の発言についてお答えする立場にはございません。
 市といたしまして、人権への配慮は必要と考えております。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) 市としても答弁できないということで、だけど人権としての配慮は必要だという御答弁でした。
 今回、政権与党である国会議員が、今回のような人権感覚で発言をしてしまうというのは、余りにもLGBTに対する理解がない。そういった人権感覚の方だったのかもしれませんが、やはりあのような暴言を国会議員という立場の方がされてしまうということは、性的マイノリティーについての正しい知識が日本社会にはまだまだ浸透していないんだと、私は思うんです。
 立川市役所の向かいにある国文学研究資料館館長のロバート・キャンベルさんが自身のブログで、こういうふうにつづっておられました。
   この国会議員の発言した「支援」というものが何か、記事が曖昧で知りようがありませんが、税金の投入ないし減免であるなら、アメリカやカナダ、欧州などの例でわかるように十分回収できます。同性婚を認めるからといって従来の家族の形に悪影響を及ぼしたり、社会を弱体化させたり、生まれるべき子どもの数まで減らす等というデータを見たことはありません。
   むしろゲイやトランスという人間の核心にかかわる大切な側面を覆わせ続けることで、個人が社会との間に持つべき接点を希薄にさせ、文化にとっても、経済にとっても、未来に向かう大きな活力をそがせてしまうのはあまりにももったいないことではないでしょうか。
   積極的に排除はしないが「触れてほしくない」が日本の常識で「美風」であるなら、改める時期に来ていると私は信じます。アンケートにLGBTが「周囲にいない」と答える日本人が多いのは、存在しない、ということではなく、安心して「いるよ」と言えない社会の仕組みに原因があります。普通に「ここにいる」ことが言える社会になってほしいです。
−−このロバート・キャンベルさんは、こういうふうにブログでつづられて、少し抜粋させていただきましたが、私もこういうふうに思いました。
 やはり言ってはいけないという、そういった空気が何かあるようでならない。そういったものが当事者の方からも息苦しいんだと、そういった当事者からの声も私は聞いております。
 そこで、差別、こういったことを撤廃するために行政としてどのような施策をお考えなのか、お示しいただけますか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 本市では、LGBT研修を職員や市民向けに開催しております。今後も同様の研修などによりまして、周知啓発に努めてまいりたいと考えています。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) すみません、確認なんですけれども、これはLGBTの講座のみの専門というか、そういった講座になっているのでしょうか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) そのように考えてございます。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 回数のほう、今わかる範囲でお願いします。年間何回とか、わかりましたらお願いします。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 年間1回から2回程度だと記憶してございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) 行政として、これまでのLGBTについての理解、周知啓発ということを広げられてきたという、そういった実感といいますか、手応えというものは感じておられるでしょうか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) このLGBTへの理解につきましては、地道に周知啓発を続けていくことが必要だと考えております。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) 地道に続けていくことは確かに大切だとは思うんですが、今回のような大きな事件といいますか、こういったことがあって、多くの当事者の方も傷ついておられるところから、私はもっと施策を講じていくべきだなと思うのですが、今後、新たな施策など行うという予定、そういった考えはあるのでしょうか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 本市では、毎年6月に「たちかわ男女平等フォーラム」を開催してございます。今年度のフォーラムの周知に当たりましては、広報たちかわの一面に「家族の多様性」に関するイラストを描くなど、LGBTに配慮した内容としております。今後も、このような取り組みを行ってまいりたいと考えてございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) 広報たちかわの家族の多様性というので、5月10日のやつですね。これはごめんなさい、言われて私も気がついたのですが、このイラストでいろんな家族の多様性があるよということで、この男性二人が手をつないだイラストを使って配慮されているんですね。こういったことも、細かなことですけれども、こういったことで理解してもらえているというか、受け入れてもらえているという方が当事者の方でおられると思いますので、こういったことはとてもすばらしいことだなというふうに思っております。
 ぜひ、地道かもしれませんが、こういったことも続けていって、もっと大々的にやってもいいかなと思いますが、ぜひこういったことを続けてやっていっていただきたいと思います。
 それで、講座は年に一、二回ということでしたが、講座の回数ということもふやして、広げていくべきだと思うんですね。今回こういった問題も多くなっている中でふやすべきかと、ふやしていくべきじゃないかと、そういった庁内での議論といいますか、そういった考えはあるのかお聞きいたします。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 確かに、このLGBTの問題、あるいは最近ではSOGIという呼び方もされているようでございますけれども。この問題についての社会的に非常な動きというか、いろんな課題が見えてきているところでございます。担当課でも、このLGBT、SOGIの問題につきましては、大変業務量としてはウエートが大きくなっているということもございます。さまざまな機会を捉えまして周知、啓発を行ってはまいりたいと考えております。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 今でこそLGBTというワード自体は浸透しつつあるとは思うんですが、今言われましたSOGIという性的指向、セクシャル・オリエンテーション・ジェンダー・アイデンティティーの頭文字をとってSOGI、ソジというふうに呼ばれる場合もあるのですが、これはもっと幅の広い、LGBTというカテゴライズされたものではなくて、もっと幅広い多様性の問題になっていく問題だとは思うんですが、今本当は説明しようと思ったんですけれども、先に答弁されてしまったので、わかりました。
 サイクルが、本当に言葉のサイクルといいますか、こういったものがSNS、インターネットを通じてなのかわかりませんが、本当に言葉のサイクル、展開が速いなというのを私も実感して、追いつくのが大変だなというのを正直思っているところでもあります。
 当事者の方も、本当にそういった言葉に翻弄されて、なかなかわからないといいますか、何なのかがわからない、勉強するのも大変だという当事者からのお話も聞いております。こういった当事者の悩みもあるわけでして、そういったLGBTの方の専門といいますか、LGBTの方が悩みの相談をできる場所ですか、そういった場は市としてどのような場所があるのか、教えていただけますか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 女性総合センターでカウンセリング相談を行ってございまして、この場においてLGBTの方の相談も可能となってございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) では、LGBT専門の窓口というわけではないのでしょうか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 専門ということではございません。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) この女性総合センターでの電話相談というのは、火曜日、水曜日が窓口相談で、土曜日は電話のみの相談窓口ということだと思うんですが、私は、LGBT専門の相談窓口というものを立川市として設置、これを前向きに検討していくべきだと、そういった時期だと思うのですが、いかがでしょうか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 専門の相談窓口の設置につきましては、他自治体の動向を踏まえ、研究してまいりたいと考えております。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) LGBT当事者1万5,000人に、宝塚大学が調査したんですね。この結果では、学校でいじめに遭った人は6割になります。また、自殺を考えた人も6割台、自殺未遂をした人は1割を超えるという統計がありました。
 LGBTについて、昔より理解が広がっていると私も思っていたんですが、従来の当事者だけの統計を見ても、自傷してしまう、そういった率は以前と大きな差はないんです。なかなか、浸透してもこういったことが生まれてしまうということで、私はしっかりLGBTの方、当事者の方、少し窓口は狭くなるかもしれませんが、そういった専門の窓口を今設置して、そうすることによって一人でも命が救える可能性だってあるわけです。
 ぜひもっと前向きに、これは以前から私質問で要望しておりまして、LGBTの専門の窓口の大切さというのをお話ししておりますが、ぜひLGBT専門の相談窓口があるよと堂々と立川市は言える、そういったことを施策として打ち出して行ってほしいと、これは強く要望いたします。よろしくお願いいたします。
 次に、行政文書類の改善について質問いたします。
 立川市は、申請書にある性別の記載欄を、ほかの自治体よりもちょっと早目に取り組んできたと思うんですが、性的マイノリティーにかかわる施策、特別な人に特別な措置を行うというものではないと思います。性的マイノリティーの存在が見えなくされているがゆえに、誰もが保障されていると思われていた制度そして環境が、実は性的マイノリティーには保障されていない。そういったところを公平に近い状態に、現状マイナスであるものをゼロに近づける、そういった施策が大切だというふうに思うんですね。
 すみません、先に言ってしまいました。立川市は、申請書にある性別の記載欄、ほかの自治体よりも早く取り組んできたとは思いますが、これは前回も質問しておりますが、行政文書に性別記述があるのは現在幾つあるのか、まず数を教えていただけますか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 平成27年度に1回、行政書類の性別記載欄の有無について調査を行いました。この調査を再度、今年度行った結果、市が作成する書類が105件、それから市民等が作成し市に提出する書類が213件ありました。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 それでは、性別の記載をなくしてもよいという文書にできたのは、今まで何件ぐらいあるのでしょうか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 先ほど申し上げました前回調査した平成27年度以降で、現在までに性別記載を廃止した文書は30件となっております。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) なくせない文書についてはどのような見解を市はお持ちか、教えていただけますか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) なくせない文書の主なものは、法令等に基づきまして縛りがかかっている、この文書につきましては難しいと考えてございます。それ以外、市の任意の書類等につきましては、可能であればなくすという方向を考えてございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) ぜひ、私、当事者の方から市の書類、その方は立川市じゃなかったんですけれども、市の書類に名前を書くときに毎回自分がどっちなのかというのをすごく迷うというのを、その方はセクシャルマイノリティーで女性に生まれて男性の心を持つ方から、そういったお話を直接お聞きしました。
 性別を男女どちらかというので、やはりそういったところで当事者は傷ついてしまうと、迷ってしまうとか、そういったことがやっぱりあるんですね。私は国に意見を言っていくなど、そういったこともぜひやっていくべきだと思いますし、この性別記載をできるだけ空白にするとか、そういった工夫をしていくべきだと考えますが、いかがでしょうか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 現時点で国に対し要望等を行う考えはございません。引き続き、他市との意見交換等を行ってまいりたいと考えております。本市といたしましては、先ほど御答弁申し上げましたとおり、必要のない記載欄についてはなくす方向で考えてございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) ぜひ前向きに努力していただきたいというふうに思います。
 市が率先的に取り組んでいくということが、当事者にとって生きやすい社会、生活しやすいまちなんだということが感じられるのだと思いますし、そういったことが多様性を認めているまちなのだというふうに思います。
 最後に、他市ですね。三重県の伊賀市では、市民一人一人の人権が大切にされる社会の中で、性の多様性を認め合い、誰もが自分らしく暮らせるよう、アライ(ALLY)ステッカーというものを作製して、市役所や学校で提示したり配ったりしているということです。
 以前も私、国立市で講習を受けた市職員はバッヂを配布してつけているとか、そういったことを立川市でもいかがでしょうかという質問をしてまいりましたが、立川市はこういったもっとアピールといいますか、受け入れているよという、そういった行動を何かする考えはないのでしょうか。最後にお聞かせください。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 人権の尊重については何より大切なことだと思っております。
 今現在、御紹介のありましたような取り組みについて、本市で行う予定はございませんけれども、LGBTも含め、人権尊重の取り組みについては地道に進めてまいりたいと考えております。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) 私、粘り強く質問してまいりますので、前向きに考えてみてください。よろしくお願いいたします。
 次に、西国立のまちづくりについての質問に移らせていただきます。
 先ほどの質問で、南武線の国有地の状況とこれからの利活用についてお尋ねいたしました。南武線の立体化に沿ってというお話がありました、答弁がありました。これは前回の一般質問でもお尋ねしたのですが、何かJR南武線の連続立体交差事業について進展というか、進んだところはあるのでしょうか、お聞かせください。
○副議長(福島正美君) まちづくり部長。
◎まちづくり部長(小倉秀夫君) JR南武線の連続立体交差事業につきましては、東京都は今年度、国から連続立体交差事業の着工準備採択を受け、土質調査等を行う予定と聞いてございます。
 なお、去る7月23日、国立市とともに東京都に対し、整備促進に関する要望書を提出いたしました。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 何か進展があるような感じがしてまいりましたが、土質調査もされるということですね。
 稲田堤駅から府中本町駅まで約4キロの区間でありまして、立体化が完成するまで20年以上かかったんですよね。西国立駅から、仮に矢川駅までだとして2キロちょっとだと思うんですが、距離が短くなれば工期日数というのが短くなるというわけではないと思うんですが、仮に半分、稲田堤駅から府中本町駅までの4キロの半分だとしても、10年以上かかるというふうに思うんです。
 仮に10年、15年としても、今回の先ほど質問した国有地の部分ですね、約1ヘクタールの広場、あの場所というのはどうなるのか。10年、15年あのままになるのか、そういったものになってしまうのかというのが、私の気になるところでありまして、いつまでこの状態が続くのかというのが近隣住民の今疑問に思っているところであるのです。
 これが仮に10年、15年を柵で覆われてしまうような土地になってしまうのであれば、緑を植えて散歩ができる空間にしたり、グラウンドなどにして子どもたちが走れるような、ちょっとしたそういったグラウンドにするなど、そういうのにしてほしいというのが住民感情だと思うんですが、市にそういった考えというか、そのような考えというのはあるのでしょうか、お示しください。
○副議長(福島正美君) まちづくり部長。
◎まちづくり部長(小倉秀夫君) 立川病院の跡地でございますけれども、先ほども市長が答弁いたしましたが、まだ立川病院がお借りしている土地ということで、年内に財務省のほうにお返しになられる予定であるといった状況でございます。
 そのような状況でございますけれども、南武線の連続立体交差事業や関連事業の進捗を踏まえ、暫定的な使用が可能であるか、地権者等と協議を行ってまいりたいと考えてございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) なかなか国有地というか、市有地でないというのでまだ手続がこれからということで、答弁しにくいところがあるとは思うんですが、西国立駅の西側から南へ行きますと、職業訓練校の跡地だった都有地が、今でも現在空き地のままでもう9年近くですか、たつんです。すぐその西側には都立多摩図書館の跡地があるわけでして、ここも広い空き地、まだ中にはありますが、背の高い鉄板に覆われて誰ひとり入れるような状況ではない、そういった状況になっているんですね。
 これまでにも、近隣住民からは、せめて震災のときなどに逃げ込めるように、高い鉄板をとってほしいとか、何もしないで何年間も放置するんだったら、子どもたちが遊べる空間にしてほしいと、そういった声はあるわけですよ。
 その2カ所の空き地からまた500メートルぐらいの場所に今回の国有地が、約1ヘクタールの土地があいたということで、住民はどうなっちゃうのか、また空き地のままなのか、高い鉄板が来てしまうのかという心配がされているわけです。
 今なかなか答弁は難しいと思うんですが、何年も人が立ち入ることができないような土地であれば、そういった土地にせず、暫定的にでも市民が活用できるように、市のほうでも前向きに努力をしてほしいなというふうに思います。
 あと、国有地の近隣で営む飲食店の方も、赤土の土がすごく入ってきてしまって大変だというお話も聞いております。きのうの台風のときとかも、かなり泥が外に出てきて大変だったというお話を聞いております。ぜひ、このまま空き地で誰も入れないような状況ということにならないように、国有地になるところで、市がなかなか今お答えできるのは難しいとは思いますが、そこをよろしくお願いいたします。少しでも地域住民が活用できる場所にしていただきたいというふうに、要望しておきます。
 次に、西国立駅周辺の駐車場・駐輪場の整備について質問いたします。
 RISURUホールで大きなイベントが開催されたときに、子ども未来センターの南側にあります駐車場が満車となって、立川通りの市民会館西交差点付近まで駐車場待ちの車両が連なることがあるのですが、未来センターの東側にある新設された駐車場には二、三台ほどしか駐車されておらず、来場者からは、東側の駐車場を開放してほしいんだけど、そういった問い合わせがありました。
 子ども未来センター東側にある駐車場の利用目的と現状をお示しいただけますか。
○副議長(福島正美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(吉田正子君) 子ども未来センターの隣接地、立川病院カルテ保管庫跡地は、財務省より管理協定に基づきまして借り受け、平成29年度に駐車場とその管理棟を暫定的に整備し、本年5月1日から利用を始めているところでございます。
 駐車場は、子ども家庭支援センターと教育支援課に来所する相談者等に限定して御利用いただいております。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 台数などはわかりますか、教えてください。
○副議長(福島正美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(吉田正子君) 車をとめるスペースとしては、18台分のスペースを確保しているところでございます。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 1日に相談者などが駐車に利用する台数というのは、大体どれくらいなのか、教えてください。
○副議長(福島正美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(吉田正子君) 5月からの利用でございますが、5月から7月までの1日の平均利用台数は3.6台となっておりますが、7月になって平均5台弱ぐらいになっているところでございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) ふえたり下がったりという、大体すいていることが多くあるんだなということがわかりました。
 満遍なく駐車できるように工夫していただきたいなというふうに思うんですが。RISURUホールの利用者などがその駐車場を少しでも利用するというのは可能なのか、不可能なのか、教えていただけますか。
○副議長(福島正美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(吉田正子君) 子ども未来センター及びたましんRISURUホールの御利用に当たっては、基本的には公共の交通機関を御案内しているところとなっております。
 子ども未来センターの会議室等を利用されている方からは、利用について御意見をいただいたことはございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) それでは、イベントなどの関係車両などが入ってしまって、本来の目的である教育支援相談者と障害のある方の車両が駐車できないということにはならないように、御尽力していただきたいのですが、この駐車場は優先車両専用駐車場なので、わかりました。
 未来センターの駐車場からもわかるような看板の設置という考えはありますか。どうしても駐車場に入るときに、向こうの駐車場があいているということがわかって、なぜあそこにとめられないんだというお話が多くあるものでして、未来センターの駐車場付近に、未来センターの東側にある駐車場は優先車両専用駐車場ですよという、そういった見える看板を置いてはどうかと思うのですが、そういった工夫をする考えはありますでしょうか。
○副議長(福島正美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(吉田正子君) 子ども未来センター東側の駐車場につきましては、教育支援課及び子ども家庭支援センターに御相談にいらっしゃる方については、こちらの駐車場を御利用くださいということで個別に御案内しているところでございます。
 今のところ、特別そちらのほうに駐車場がありますということで御案内をする予定はございません。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 子ども未来センターのホームページの、御利用、御交通アクセス案内を見させてもらいました。そこに、満車のときには、ほかの民間の駐車場を御利用くださいということで書いてあるんですが、子ども未来センターの南側の駐車場ですと、公共施設利用者であれば1時間無料の券が出ると思うんです。割引がされると思うんですが、そのホームページに載っている民間の駐車場は割引がされないというふうに書いてあったんです。その周辺の民間の駐車場の割引なども出せるのであればどうかなというふうには思ったのですが、そういった考えのほうは、今まで議論をしたことというのはないのかなというふうに思っておりました。
 一つホームページで気になりましたのは、立川共済病院の北側に新たに駐車場ができたんですよね。あそこが満車のときには一番近いかなという地点だとは思うんですが、あの大きな場所がホームページにも指定されて載ってなかったので、そこら辺、ホームページのほうを確認していただければなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
○副議長(福島正美君) 産業文化スポーツ部長。
◎産業文化スポーツ部長(渡辺晶彦君) 子ども未来センターの駐車場に関連しまして、ホームページのほうも、全部直近のもので確認してございませんので、直近で確認して、もしほかの民間の駐車場等が載ってないということでしたら、それは載せるようにいたします。また、今議員から御指摘があった部分については、もう一度調査をしてみたいと思います。
 東側の駐車場については、先ほど子ども家庭部長が答弁しましたように、優先的に使われてございますので、そちらの注意喚起等を載せるかどうかというのは、また実際どうするかという部分については研究または検討してみたいと思いますが、現在のホームページの状況については至急確認して調整したいと思います。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
 次に、前回の一般質問で、西国立駅周辺にある第一から第三の駐輪場の改善をしていただきたいと質問して要望しましたが、現在はどのような状況になっているのかお示しいただけますか。
○副議長(福島正美君) まちづくり部長。
◎まちづくり部長(小倉秀夫君) 西国立駅第二有料自転車等駐車場のラックにつきましては、現場の状況を確認し、安全性や性能上課題がある機器類から優先して撤去作業を進めてございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) 私、前回一般質問した数日後に、偶然第一駐輪場、第二駐輪場の近くを自転車で通ったところ、すぐに市職員の方が撤去作業に入ってくれていまして、本当に作業が早いなと感心して、迅速な対応をありがとうございました。
 ですが、その作業中の職員にお話を伺いますと、ラックを固定しているボルト、これが風化し過ぎてほとんど取り外せなかったと、そういったお話を伺ったんですね。
 第一駐輪場の使われてないラックを応急措置的に第二駐輪場に移設するということだと思うんですが、これ残念ながら根本的な解決には至ってなくて、現在次期指定管理者の更新に向けた募集を行っているということで私認識しておりますが、今後は、西国立駅周辺の駐輪場をどういったタイミング、スケジュール感で対応されていくのか。指定管理者が決まってからというか、そういったスケジュール感というのはおよそ見えてきているんでしょうか、教えてください。
○副議長(福島正美君) まちづくり部長。
◎まちづくり部長(小倉秀夫君) ちょうど今、議員御指摘の現地にいらした、ほんの5分ぐらい前ですね、私も現地におりまして、みずから電動ドライバーでボルトを外した作業を行ってございました。その後すぐ、職員から、中町議員に話しましたよといった報告を受けてございます。ちょっと話がずれましたけれども。
 西国立駅の有料自転車駐車場につきましては、現在、31年度以降の次期指定管理者更新に向けて募集を行っております。業務仕様書の中で、国立第一・第二・第三の3施設につきましては、指定管理者の責任において新たな機器を設置することを示しており、今後設備面やサービス面の改善が図られるものと考えてございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 ぜひその場で部長とお会いして、お話ししたかったなというふうに思います。部長までみずから出ていかれているということで、本当にありがとうございます。
 ぜひ、この駐輪場の改善を早くしていただきたいなというふうに思っていますので、御尽力ください。よろしくお願いいたします。
 西口臨時改札口の暫定的な設置についても、前回の質問で行ってきたんですが、その都度JRに伝えていると、こういった要望はいただいているので、その都度JRに伝えているよという答弁があったんですが、このときのJRの反応というのは、どういった反応になるのか教えていただけますか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) 臨時改札口の設置につきましては、その要望をまずJRに伝えてございます。JRの反応でございますが、JR本体に具体的な要望は上がってないというお返事をいただいてございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) JRにどのようなシチュエーションといいますか、どういった形でお伝えしているのか気になるんですが。公式な場所なのか、どういうような状況でJRに臨時改札口のお話をされているのか、教えていただけますか。
○副議長(福島正美君) 総合政策部長。
◎総合政策部長(小林健司君) JRと私どものところでそれぞれ窓口を持ってございます。窓口の担当課長がJRの担当に、議会等でそういったお話があった旨をお伝えしてございまして、JRの考え方をお聞きしたところ、先ほどお答えしたとおりとなってございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) 西国立駅周辺の踏切は、朝の通勤ラッシュ時は大変混み合って危険が伴う状況となっております。周辺にはまだマンションが新しく建っておりまして、これからまだ人口がふえる、利用者がふえるのではないかなというふうに思います。
 市民からの要望が非常に多いところです。南武線の高架化も10年、15年という先になるわけです。踏切横断時に大きな事故が起こるなどのないように、臨時開札口の設置、これができるように方策をもぎ取っていただきたいんです。私も利用者の声をしっかり聞いて、通行の統計をとるなどして粘り強く頑張りますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 次に、ごみ減量の取り組みと今後の課題について質問いたします。
 市長にお尋ねしました。市長は、ごみ分別アプリ、ごみを担当されているということで、このように市長はごみの集荷日、出す曜日を覚えているということで、なるほどなとわかりました。でも、使ってみて便利だということをお話しいただきまして、私も使ってみて、私もごみ担当をやっていますので、便利だなというふうに思います。
 やっぱり市民と事業者の協力も必要で、ごみ分別が進んでごみの減量というのが進んでいくべきだと思うのですが、すみません、最初にごみ分別アプリのほうに進んでしまいましたが、一つ戻して、燃やせるごみを50%減量するということが目標というわけですが、平成34年新清掃工場が稼働するということですが、焼却能力、1日120トンというところで、これはもう少し小さくできるという考えにはならないのかなというふうには思ったんですが、市の考えというのは、今現時点での市の考えをお示しいただけますか。
○副議長(福島正美君) ごみ減量化担当部長。
◎ごみ減量化担当部長(野澤英一君) 新清掃工場の施設規模についてでございます。
 規模につきましては、ごみ処理基本計画に基づき、整備計画におきまして、平成34年度の年間計画処理量、災害廃棄物及び広域支援の受入量等から施設規模を当初130トンと設定し、必要に応じて見直すこととしておりました。
 昨年、平成29年11月に設置いたしました事業者選定審議会、この審議の中で、施設の安定運転、これを行うことを考えた場合、施設規模が過大ではないかという御指摘がございまして、直近の平成29年度燃やせるごみ量の実績等を踏まえ、災害廃棄物及び広域支援の受入量の割合を計画年間処理量の15%から10%に見直すこととし、施設規模を120トン、1日当たりですけれども120トンに変更したものでございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 可能であれば、もっとかまを小さくすることができるのか、可能なのかどうか教えていただいてよろしいでしょうか。
○副議長(福島正美君) ごみ減量化担当部長。
◎ごみ減量化担当部長(野澤英一君) 基本的には、平成34年度の年間計画処理量をもとに計算しているものでございます。
 当初は、ごみ減量という、50%減らすという目標に対して、今現在減っている量とかそういったものを考える中で、実際にやはりそこで受け入れられないという事態は避けなければいけないということで、その辺で若干施設規模を大きくしてきたという経過がございます。
 ただ、民間の燃やすごみ量も減ってきてまいりましたので、まずはその辺の実績も踏まえた上で、どこまで減らせるかということを今回精査してまいりまして、これよりも小さくできるかどうかという検討もしましたけれども、やはりこれ以上減らすと一方でリスクがあるんではないかということのぎりぎりのところで、120トンまで減らしたというところでございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。残り2分です。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 できるだけかまは小さくというのを考えていってほしいなというふうに思います。
 すみません、ごみ分別アプリのほうに移ります。
 このごみ分別アプリがリリースされまして、分別の減量について周知していただくまでには、やっぱりなかなか、こうできなかった単身者、若い世代にも広げていく、こういったツールでもありますから、スマートフォンアプリのごみ分別アプリ、これはやっぱりアプリですので、ダウンロードしていただかなければ意味がないんですね。そこで、市が目標としているダウンロードの数というのを教えてください。
○副議長(福島正美君) ごみ減量化担当部長。
◎ごみ減量化担当部長(野澤英一君) 想定したダウンロードにつきましては、先行している他市の状況から人口の約5%程度、約1万件を見込んでいるところでございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。
◆18番(中町聡君) わかりました。
 私が視察した国分寺市では、ダウンロードしていただくためにかなり苦労したと、そういったことを言っておりました。立川市は、ダウンロード数を向上させるために取り組んでいることというのは、どんなことなんでしょうか、教えていただけますか。
○副議長(福島正美君) ごみ減量化担当部長。
◎ごみ減量化担当部長(野澤英一君) 具体的な取り組みといたしましては、指定収集袋取扱店に対しまして、指定収集袋の販売棚にQRコードを記載したポップと、あとショップカードを備えつけていただくようお願いしているところでございます。
 指定収集袋を購入される多くの市民が、備えつけられたポップからその場でダウンロードしていただくか、ショップカードを持ち帰っていただいて、御自宅でダウンロードしていただくことを期待しているところでございます。
 以上です。
○副議長(福島正美君) 中町議員。残り10秒です。
◆18番(中町聡君) いろいろごみ分別アプリのことを質問したかったんですが、今回すみません、私のミスで時間がなくなってしまいました。12月の一般質問で、私のアイデア等をしっかり質問してやらせていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。
○副議長(福島正美君) 以上で、中町議員の質問は終わりました。
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