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2021/4/14
2020年4回定例会一般質問議事録
◆17番(中町聡君) おはようございます。日本共産党の中町聡です。通告に基づき、一般質問を行います。
 まず初めに、健康促進事業の充実について質問いたします。
 今年も1か月を切りました。2020年は、とにかく新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でした。引き続き現在も感染拡大の第3波が来ているということで油断できない毎日が続いている状況です。まるで映画の世界さながらに、一つの感染症がここまで世界を変えることになるとは1年前のこの時期には全く想像も、予想もしていませんでした。いまだどのような形で収束に向かうのかは分かっていませんが、最近はニューノーマルの生活の仕方にも皆、徐々に慣れてきているようにも感じます。ですが、外出を控える、人が多い場所は控える、仕事はテレワークやリモートワークなどに切り替えるということも当たり前のようになっているということは、感染拡大させないためとはいえ、体を動かさない時間が増えてしまうと骨や関節、筋肉などの運動器が衰えるフレイルやロコモティブシンドロームなどのリスクが高まってしまいます。意識的に運動・スポーツに取り組むということは、体・心を健康にして免疫力を高められる大切なことだと考えます。
 それだけではなく、将来的な要介護状態を防ぐためにも有効です。身近に気軽に運動ができるまちづくりの取組は、今後さらに市民から求められる事業となるはずです。
 そこで質問いたします。
 市内には、泉体育館、柴崎体育館、陸上競技場等、室内外問わず運動・スポーツに関する施設がありますが、市として健康促進を目的に行われている事業はどのようなものがあるのか、お尋ねします。
 次に、道路整備について質問します。
 市内には私道がたくさんあります。私は、よく市民からの要望で、「家の前の道路ががたがただけど、私道だから工事ができない。舗装してほしい」「家の前に大きな水たまりができてしまう。そういった道路を何とかしてほしい」という、そういった御相談をよくいただきます。
 そこで質問いたします。
 私道を舗装するにはどのような順序で進めていけばよいのでしょうか、教えてください。
 次に、防災について質問します。
 初めに、火災警報器について質問です。
 近年、住宅火災による死者数が急増し、特に死者の半数以上は高齢者となっています。また、6割の人が逃げ遅れが原因で亡くなっていますが、その理由としては、夜間の就寝中に火災が発生していることが多いことも原因となっています。火災警報器を設置することによって早めに火災の発生を知ることができ、逃げ遅れずに助かる可能性が大変高いことから、住宅用火災警報器の設置が義務づけられています。
 一般住宅に火災警報器の設置が条例により義務化されてから10年以上が経過しました。新築住宅では、東京都は2004年10月以降に建てられたもので設置が義務化されています。それ以前に建てられた住宅では、2006年6月頃から2011年5月31日までの間に設置完了期日が設けられ、同様に火災警報器の設置が義務化されました。
 義務化後に最も早く設置された火災警報器から約16年が経過しており、最も遅く設置されたものが10年目を迎えるのは来年、2021年ということになります。
 火災警報器の器具についてはメーカーによってばらつきがありますが、乾電池式の場合は電池寿命の目安というものは10年、また本体そのものの寿命も約10年というものもあるそうです。
 そこでお伺いします。
 電池寿命が過ぎようとしていますが、既に警報器が作動しないものもあるのではないでしょうか。更新しなければならないと思いますが、市の認識をお尋ねします。
 次の質問からは、一問一答席の席で質問します。

○議長(福島正美君) 市長。

◎市長(清水庄平君) 健康促進事業につきましては、市民が健康な生活の確保及び増進を図ることは重要と考え、様々な事業を行っております。健康への正しい理解と、自らの健康づくりを促すことを目的とした健康教育の講座の各種開催をはじめ、体操教室、フレイル予防など健康促進につながる事業を行っているところでございます。
 その他、担当から答弁いたします。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 私道の件でございます。
 私道につきましては私道の所有者が舗装などを行うことが基本となりますけれども、要望があった場合には、立川市私道舗装工事取扱要綱、これに合致をいたしませば、必要な書類を提出していただくということになってございます。
 舗装の要望があれば御説明をいたしますので、まずは道路課に御相談いただければと思っております。
 なお、舗装等工事の実施につきましては予算の範囲内で申請順に行ってまいりますので、時間を要する場合がございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 市民生活部長。

◎市民生活部長(大平武彦君) 住宅用火災警報器につきましては、火災を早い段階で発見することができ、初期消火や119番通報等の行動が早まり、近隣への延焼被害も軽減するなど、市民の生命や財産を守る上で効果があると考えます。
 また、住宅用火災警報器を設置した後は、その効果を維持するために定期的な点検や手入れを行い、バッテリー切れの警告音が鳴っている場合は、新しいバッテリーに交換する必要があります。
 以上でございます。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 御答弁いただきましたので、順次質問していきたいと思います。
 市内にあるスポーツ施設で行われている、健康促進を目的とした事業についてお尋ねしました。健康な生活確保、増進を図ることは重要だということで、体操教室やフレイル予防なども行われているということでありました。
 そこで初めに、若者の健康促進について着目してお伺いしていきたいと思うのですが、まず市が考える若者というものは何歳から何歳までを若者と言うのか、何かそういった定義というものはあるのでしょうかお答えください。

○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) 若者の年齢範囲につきましては、国の省庁間でも異なります。また、一つの省庁の中でも施策によって異なっており、統一的な定義が存在しない状況となってございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 国も統一的な定義は存在していないということですが、国が作成した子供・若者白書というものがありまして、これは国が作ったものですけれども、これによると15歳から34歳を若者と位置づけて作られているんです。私は42歳なので若者ではないということが分かったんですが、それは置いておいてください。
 15歳から34歳を仮に若者として、市内で行われている、若者に対して、若者の健康促進、増進を目的とした、そういった事業というものはどのようなものが用意されているのかお示しください。

○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) 若者の健康促進につきましては、健康推進部署としましても筋トレやヨガ等を取り入れた健康教室を行い、若者世代も参加しやすい講座の企画を工夫しております。
 また、健康には健診や予防が重要ですので、子宮がん検診や39歳以下健診などの実施と周知啓発に努めているところでございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 筋トレ、ヨガを取り入れた健康教室をやられているということで分かりました。
 あと子宮がん検診ですか、39歳以下健診も行われているということで、これ周知啓発もされているという御答弁もありましたが、若者はなかなか市の広報を読まないというものが結構現実なのかなというふうに思います。対象者にはがきやパンフレットなどを送って直接お知らせするといった、そういったことはされているのかお示しいただけますか。

○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) 子宮がん検診につきましては、対象者となります20歳になった到達のときには個別にお知らせを通知しております。あとホームページ等に積極的に掲載し、お知らせをしているところでございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) SNSの活用はして、発信・周知はされているでしょうか。

○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) 現在のところ、積極的にSNSを活用して周知をしてはおりません。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ぜひ若者に教えるというか、知らせたいことというのはSNSを通じたものが効き目があると思いますので、ぜひ周知を行って、SNSも活用して周知を行っていただきたいと思います。
 場合によっては、対象者にははがきやパンフレットのほうを送るなど、直接お知らせをしていくということは大切だと思いますので、ぜひお願いいたします。
 若者には、こういったSNS等で今健康促進、広報していくべきだと要望させてもらって、ちょっと矛盾してしまう質問かもしれませんが、インターネット依存やブルーライトの刺激で睡眠障害が起こってしまうなど、現代特有の健康問題は誰もが一度は耳にしたことがあると思います。
 先日、30代の男性とのお話の中で、その30代の方が「最近目がかゆくて花粉症かと思って病院に行ったら、花粉ではなくて、長時間スマホやタブレットの使い過ぎによる症状だった。画面の光を見ない時間を取るように、と医者から言われた」と、そういったお話を伺ったんです。
 私も眼科医の方にちょっとお話を伺ってきました。通常まばたきは、3秒から5秒に1回まばたきというのは必要なんですが、スマホやタブレット、こういったものを長時間見ていると、1分以上まばたきをしないことがあるそうです。
 まばたきの回数が極端に減るとドライアイの原因となり、充血、角膜炎、眼精疲労や目の痛み、かすみを生じ、視力が低下する可能性があるとのことでした。
 また、スマホを片手で操作する方いらっしゃいますが、こういった方は左右どちらかに傾けて使用するため、左右の目からスマホまでの距離に差ができてしまい、目のバランスが崩れ、急性内斜視を起こすこともあるとおっしゃっていました。
 そのほか睡眠障害、スマホ近視、スマホ老眼、スマホ巻き肩、スマホ肘、テキストネック、ストレートネック、スマホネック・スマホ首、指の腱鞘炎、指の変形、スマホの荷重を支える骨の変形などが挙げられます。
 そこで質問いたします。
 スマートフォンなどのデジタル機器が健康に影響を及ぼすことについて市としての認識というものは、どのような認識をされているのかお尋ねします。

○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) スマートフォンなどによる健康への影響につきましては、長時間の使用などにより心身に様々な影響があり、その対策が重要であると認識しております。
 今後とも情報の収集や周知に努め、若者世代の健康推進に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 対策は重要であるということで御答弁ありました。
 具体的に取られている対策や啓発、周知啓発というものは、具体的に何かされているものというのはあるのでしょうか。

○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) 現在のところ、具体的にスマートフォンの影響についての周知啓発というものはございませんが、今後研究しながらホームページその他、様々な機会を捉えて周知してまいりたいと考えております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 例えば、デジタルデトックスと言われる、一定時間スマートフォンやPCなどのデジタル機器を使わない時間を持つことでデジタルデバイスに対して距離を置くという、そういった取組もあるのですが、こういったことは広報やSNSなどで発信、啓発していくということもいいのではないかなというふうに思いますので、ぜひ検討してみてください。よろしくお願いいたします。
 あと、こういったデジタルデトックスを庁内で取り組むということも考えてみてはいかがでしょうか。こちらはアイデアとして要望させていただきます。
 また、小中学校にはこれからタブレットPCが配布されるわけですが、配布されるタブレットは家庭に持ち帰って学習等が行われるようになるわけですが、もちろん、こちら初めての試みなので、課題は正直少なくないと思うんです。
 一つ気になるのは、家庭内で学習するのもタブレット、タブレットPCを使用するというわけですから、タブレットPCは紙と違って画面が光るわけで、刺激があるわけです。夜まで宿題や学習が続いてしまったときなど睡眠に影響が出てしまったりとか、子どもたちの体調管理等に影響を及ぼしてしまうのではないかと懸念してしまうんですけれども、教育委員会として、子どもたちの体に与える影響というものは想定とかされていらっしゃるのか。対策などもされる予定なのか、そこら辺をお話しいただければと思います。

○議長(福島正美君) 教育部長。

◎教育部長(大野茂君) 今議員のほうから御説明あったように、ICT機器が子どもたちの心身に悪影響を与えているという事例はございます。
 教育委員会といたしましては、今後タブレットPCを配布して学習に役立てるということでありますので、このような健康被害から児童生徒を守るための対策は大変重要であると考えております。
 今回配布するタブレットPCについては、議員御紹介のように家庭管理を基本としておりますので、機器設定時に、まずインターネット接続の範囲、あるいは時間を制限するとともに、家庭での使用ルールを定め、児童生徒及び保護者への周知をいたします。
 また、学校でも授業等に使用しますので、文部科学省が作成しました「児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック」というものがございますので、これらを参考に環境整備や児童生徒への指導を行ってまいりたいと、このように考えております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ぜひよろしくお願いいたします。もう既に学校から自宅に持って帰ってきて、もう今週、来週から授業というか、学校で始まるという生徒もいるかと思うのですが、機器の設定でナイトモードに切替えとか、そういった部分もあると思うんです。画面の輝度を下げて使用するなど、子どもたちの健康にできる限り悪影響のないように考えていかなければいけないなというふうに思います。その点は、これから文教委員会でも細かく質問していきたいと思います。
 インターネット含め、デジタル機器については、現在もエビデンスや情報収集が盛んな分野でもありますから、データがそろってくれば因果関係が明確になってきて、さらに問題が顕在化するというふうにも考えられますし、アンケート調査なども細かく行っていくなどしまして、予防策というのを積み重ねていくことというのは大切だなということを述べておきます。
 そして、ぜひ若者たちが体も心も健康で、仕事や趣味に目いっぱい生き生きと暮らせるような、生きていてよかったと思えるような、そういった立川市にするためにも、私もこれからも若者の声をたくさん聞いて、若者の健康づくりというもの、促進というのを考えていきたいと思います。
 次に、健康遊具について質問したいと思います。
 私は、これまでにも市民の健康促進のために健康遊具の設置を求めさせていただいてきました。
 まず初めに、現在健康遊具が設置されている公園の箇所数というのをお尋ねします。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 健康遊具の箇所数につきましては、平成31年度末で23公園に61基設置してございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ありがとうございます。23公園に61基ということでした。
 今まで健康遊具の利用者の年齢は、どちらかというと高齢者の利用が目立っていたと思うんです。しかし、最近では比較的若い方が利用しているのを私はよく見かけるのですが、コロナの影響で現役世代がテレワーク、リモート会議などに変わって、自宅で仕事するようになって、3密を避けられる近隣の公園に設置されている健康遊具が本当に理にかなっているということもあって、利用が増えたんじゃないかなというふうに私は思うのですが、市はここら辺、どのような認識をお持ちになられているのかお答えください。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 新型コロナウイルス感染症に伴い、密を避けられる屋外での気分転換など、公園を利用される市民の方が増えている現状につきましては認識をしているところでございます。
 健康遊具は、比較的広い公園の改修時ですとか、幼児用の遊具の利用者が少ない公園におきまして、地域の要望などにより設置をしており、今後も市民の意見を取り入れて進めてまいります。
 なお、健康遊具につきましては、公園の広さですとか、遊具の安全領域を確保するという必要がございますので、全ての要望にお応えすることは難しい、そのように考えております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 私は、コロナ禍で若い人が健康遊具を利用するところを見て、本当にこれは思わぬ効果だったと思うんです。身近な場所に、屋外にある健康遊具、これは本当に理にかなっているものだなということで市も認識されているということです。
 健康遊具の増設を求めてきて本当によかったなと私は実感しているのですが、ここで、さらに健康遊具を増設していくこと、ぜひ検討してはどうでしょうか。いかがでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 新型ウイルス感染症に伴う公園への健康遊具の設置につきましては現時点では考えておりませんけれども、公園の機能の見直しの際には、ワークショップ等を通じて市民の意見を取り入れていきたいと、そのように考えております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 前向きに考えていただきたいと思います。
 日本体力医学会の調査では、「現代人は一日の約60%を座って過ごしている」という研究結果が出ています。この座った行動が糖尿病のリスクになるという結果も出ています。
 一日に座る時間が9時間以上の人は、7時間未満の人と比べて糖尿病のリスクは約2.5倍高いという研究結果も出ております。
 リモートワークをされている現役世代に健康遊具をお勧めしたいと、私はこういった研究結果も見て、思います。
 しかし、残念ながら、健康遊具は実はあまり目立たないのもありまして、先日、40代の男性と健康遊具の話になったのですが、「自宅近くの公園に懸垂ができる遊具なんてあったのを知らなかった」と言っておりました。まだまだ健康遊具の存在は、本当知られていないんだなと私も実感したんですが。
 そこで、健康遊具の設置されている公園、これが分かる健康遊具マップというものを作成してはいかがでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 健康遊具のマップにつきましては、ホームページの掲載を検討してまいりたい、そのように考えております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ホームページの掲載がされるということで、ありがとうございます。
 身近に運動ができるまちづくりは市民が大きな期待を寄せていますので、ぜひ健康遊具の増設もセットに考えていただきたいというふうに要望させていただきます。
 次に、体操教室についての質問です。
 現在、市内にある体育館では、健康促進のために屋内プールやトレーニングジム、ボルダリング、スタジオ教室などがあり、様々なメニューが用意されていますが、その中で「みんなでストレッチ教室」「軽体操」という健康促進のメニューがあり、市民からは人気の高いメニューだと伺っております。
 しかし、「みんなでストレッチ体操」はコロナの影響で実施回数が減ったり、参加するためには抽せんに当たらなければ参加できないと、そういったことになっているとお聞きしました。
 市民からのお話を伺った中には、「抽せんに外れてしまってがっかり」と、「実施回数をもっと増やしてほしい」と、そういった要望をいただきまして、質問をします。
 実施されている日数、回数など、分かる範囲で結構ですのでお示しいただけますか。

○議長(福島正美君) 産業文化スポーツ部長。

◎産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) 両市民体育館において行っております体操教室についてお答えいたします。
 まず泉市民体育館でございますが、現在、水曜・金曜・土曜日に開催をしておりまして、計343人の方に御参加いただいています。一クラス定員100人のところを30人以内のグループに分けまして、全16回ほどのコース期間を3分の1に短縮し、受講が決定済みだった方には全員御参加いただけるようにいたしました。
 次に、柴崎市民体育館におきましては、本年11月から「軽体操」と「みんなでストレッチ」の2事業を開始しております。「軽体操」は火曜日の午前、2グループ、全17回、「みんなでストレッチ」は木曜日の午後、2グループを全18回のコースで、本来の定員は50人のところをそれぞれ30人で行っております。
 両教室合わせて120人の方に御参加をいただいていますが、定員を減らした影響等によりまして43人の方が抽せんに漏れた結果となっております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) じゃ、応募して参加できなかった方は43人ということでいいんですか。分かりました。ありがとうございます。
 コロナ禍で適切な距離と定員数に限りがあるわけで、43人が抽せんに漏れてしまったということですが、先日、私もこの教室を視察させていただきました。
 この日は参加定員−−定数と言うんですか、参加できるのが30名だった教室だったんですが、キャンセルが多くて、参加されていたのは13人だけだったんです。抽せんに外れてしまった人も参加できるような工夫というのができたんじゃないかなと私は思ったんですが、その点いかがですか。そういった工夫、必要なんじゃないかなというふうに思うのですが、できないものなんでしょうか。

○議長(福島正美君) 産業文化スポーツ部長。

◎産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) 御応募いただいた際には、全回皆様が御出席いただくという前提でお申込みもいただき、また私どもも決定をしておりますので、なかなか、あらかじめ定員を多くお取りするというのは現在の時点では難しい点がございますけれども、ただ、コロナの感染状況等によりまして外出を控えられた方もいらっしゃった状況というのは、今回の様子で少しつかむことができましたので、次回以降はそのあたりも参考にしてまいりたいと考えています。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ぜひ参加できるように工夫をお願いいたします。
 体を動かしたいという思いで市民は参加したいと思うとは思うのですが、お話を伺っていると、それだけじゃなくて、教室に通って友達や人とのつながり、そういった交流の場でもあるんだというふうなお話を聞きました。
 この体操教室の人気の秘訣は、こういった人とのつながりがあるから人気なんだなというふうに私は感じました。健康づくりと同じくらい大切なことだと思いますし、応募した人全員が、先ほど御答弁あったように工夫されていくということなので、ぜひよろしくお願いいたします。
 あと、じゃ、抽せんに漏れてしまった方というか、分かりました。ぜひよろしくお願いいたします。コロナ禍で手洗いなどは、意識は全体的に認識されていますが、日頃のちょっとした運動をして免疫力を高めていくことが今後さらに重要となり、注目されると思います。体も心も健康になることはコロナから市民を守る施策の一つだということを述べて、次の質問に移らせていただきます。
 道路整備について質問です。
 私道の舗装の順序というのを教えていただきました。ありがとうございます。現地を確認しながら、まずは道路課に相談してほしいというお話が、答弁がありました。
 私道路が舗装されず困っている具体的な場所をお伝えしたいと思います。
 羽衣町三丁目に、舗装されず砂利道となっている私道があります。近隣住民からは、「風が強い日には砂ぼこりがすごくて、雨が降った後は玄関前まで砂が流れてきてしまう」「とにかく大きな水たまりができてしまう」「水が住宅のほうに流れ込んできてしまわないか心配だ」、そういったお話を伺っています。
 私も雨の日にこの現場を、現地を確認しに行ったんですが、その日はそれほど雨が強くなかったので大きな水たまりにはなっていなかったんですが、そのときに周辺の住民の方に状況をお話、聞きました。そうしたら、どれくらい大きな水たまりかというと、「矢川緑地に生息するカモが水遊びに来るほど大きな水たまりになる」と言っていました。それだけ大きな水がたまってしまうのであれば、水の通り道ができれば玄関に流れ込んできてしまうのではないかと、そういった心配になるのは当然だと思います。
 率直にお伺いします。この私道はなぜ舗装することができないのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) この私道は羽衣町三丁目ということですけれども、私のほうではちょっと現状を把握しておりません。道路課のほうに相談がもしあって、できないということであれば、例えば舗装をすることで現在の水たまりが解消できるかといいますと、舗装をすれば当然水は流れていきます。流れていく、要は雨水管が整備されているのかどうか、そういう関係もございますし、私道の舗装の要綱に合致をしているのかどうか、そういうところもあるかと思いますので、そこについては再度私のほうで確認をさせていただきたいというふうに思います。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) なかなか、雨水管などが入っているかどうかと、プロフェッショナルな部分だと思いますので、住民にはなかなか分からないところもあるのかなというふうに感じました。
 住民から私道を舗装してほしいという、こういった要望があった場合は、進め方の手順なども含めて丁寧に伝えていってあげてほしいなというふうに思います。何らかの理由で舗装できないという場所については、自治会だったり、住民の間だったりに行政が丁寧に入って説明するなどを行っていただきたいというふうに思います。
 また、今回のような大きな水たまりができてしまうというお悩みであれば、平らにしていくなども行っていくとか、近隣住民に寄り添って、このお困り事に解決、お困り事を解決できるようにということを実際していただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 私道につきましては先ほども御答弁いたしましたけれども、私道の所有者の方が整備をする、対策を立てる、そういうことが一義的にやっていただくというふうに私どもは考えております。その上で私道舗装要綱がございますので、それに合致をするものに、合致をすれば私道のほうで舗装ができるということですので、その辺はよく私どものほうでも確認をさせていただいて対応をしたいと、そのように思います。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 私道ということで、しっかり確認してから、所有者のことも一義的なことがあるということなので、ぜひよろしくお願いいたします。
 分かりました。私道にはいろいろあるということも分かりました。私も今後勉強していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 また、この近くの歩道についてです。非常に目の粗いアスファルトで、この歩道をハイヒールで歩くと、アスファルトの粒にヒールが挟まってしまう。危険だから違う道に遠回りして通勤しているというお話を伺いました。
 私もこの現場を見に行ったのですが、確かに目の粗いアスファルトで、本当に質が悪いなということが一目で分かりました。
 そこで質問なのですが、アスファルトのグレードといいますか、質のいい、悪いという、こういったものは何かあるのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) アスファルトのもの自体に何かあるということはございません。
 アスファルトの種類も、技術的に言いますと、密粒ですとか、開粒ですとかというものがあります。それは道路の状況によって使い分けをするということですけれども、その品質のよしあしというのはないというふうに思っています。
 今議員御指摘の、アスファルトが粗くてヒールが云々というお話は経年劣化によるものだというふうに思われますので、後ほどその場所を教えていただければ、私どものほうで確認をし、必要な対策は取りたいと、そのように思います。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 道路の種類に密粒とか開粒とか、そういうものがあるということで分かりました。後ほど場所をピンポイントでお知らせしたいと思いますので、ぜひ安全に通れるように舗装していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 次は、富士見町の富士塚橋の通りに東西に延びる緑色のカラーゾーンになっている、そういった通りがあると思いますが、数年がたって、これも経年劣化だとは思うのですが、緑色のカラーゾーンも途切れ途切れとなっています。大型バスも頻繁に通る場所でもあるので、劣化が早いのかなというふうには感じています。歩行者の安全確保のために塗り替えることが必要だと思いますが、塗り替えていくという、こういった周期とか、そういった予定というんですか、そういったものはあるのかお示しください。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 富士塚橋のある通りにつきましては東京都が管理をする道路となりますけれども、今年度工事を行うというふうには聞いてございません。
 塗り替えに当たりましては議員から御要望がありましたので、東京都には伝えてまいりたいというふうに思います。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ぜひ、東京都ということで、東京都にこの塗り替えをよろしくお願いします。言ってください。
 次に、白線については塗り替えるタイミングなどはあるのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 白線ですけれども、交通規制に関する路面標示、これは交通管理者が管理しております。立川警察署に確認したところ、要望などにより実施をしているというふうに伺ってございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 例えば、歩道の白線が薄れてきている道路、速度標識の30キロとか、「30」と描いてあるのか、これが薄れてきて10キロ、「10」と描いてあるのか見えにくく削れているところもありまして、こういった白線が薄れてきたりとか、これを塗り替えるというタイミングですか、見えなくなったら塗り替えるのか、塗り直すのか、何か基準というものというのは、ルールはあるのでしょうか。塗り替えの目安というものですか、あるのか教えてください。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 白線の塗り替える基準というのは、はっきりしたものはないというふうに思っております。先ほども申しましたけれども、御要望があったところで警察のほうで確認をして、順次塗り替えていくということになろうと思いますし、私どもが管理している、そういう路面標示もございます。これも私どもがパトロール等をして、もう薄れてきていると、そういう判断をした場合に順次塗り替えていくと。それから、市民からの御要望、苦情等があったところ、これは現地を確認させていただいて対応していると。そういう状況でございます。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 分かりました。
 じゃ、点字ブロックについては市が管轄でよろしいのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 本市が管理している道路上にある点字ブロックは、私どものほうで管理をしてございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 点字ブロックも凸凹していたり、同じ黄色でも色があせていたりして、素材までも違っていたりするということが結構多く見るんです。なぜこのようになってしまうのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 点字ブロックの凹凸ですとか色あせにつきましては、歩道の車が乗り入れるところ、それから一般部分、歩行者が歩くところというところは、やはり経年劣化などにより起こるということ。それから、車の通行により、車が当然乗りますので、そこのところが下がって段差ができるということが想定をされます。
 また、色の違いにつきましては、施工時期の違いですとか、占用企業などが復旧をする場合、それから何かの原因でブロックが割れて補修する場合、そういう場合は新しいブロックを使いますので色の差が出ます。
 素材につきましても、一般的にはブロックタイプを使いますけれども、施工条件によりシートによる貼付けタイプ、そういうものを使いますし、メーカーによって素材ですとか色の違いがございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 分かりました。メーカーによっても、なかなか違うというのは分かりました。なるべくそろえたほうがまちとしては、景観としてもいいなというふうには思います。
 点字ブロックのがたつきというものは、これは市に御連絡すれば直していただけるものなのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 点字ブロックががたついたり段差がありますと、歩行に支障を来します。私どものほうへ御連絡をいただければ、現地を確認して対応してまいります。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ありがとうございます。
 新しい建物が建つときなども、ガス管や水道管の埋設工事もあると思うんです。そのたびに道路を掘って埋めていくわけですから、道路が継ぎはぎだらけになってしまっているという現状があると思います。この中に点字ブロックも入っているかなというふうには思うのですが、見栄えも悪いというのもあるんですが、ひどいところですと段差ができて家が揺れるんだ、そういったお話も私は市民からお伺いして、担当課のほうにお問合せをさせていただいたことが何度かあります。そのときも丁寧な対応をしていただきました。
 ですが、この舗装が、そもそも段差ができないように業者に指導といいますか、がたがたになる前に、市として何か対応というものはされていないのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 各企業が復旧をする際には、復旧をする範囲というのが当然ございます。大きく復旧をしていただければ、割かし騒音等ならない復旧ができますけれども、必要以上な復旧というのは各企業者に負担をかけますので、必要最低限、現地で立会いをして、ここからここまでという復旧の範囲の中でやっていただき、さらに新しい復旧ですと、当然そこの場所が落ちる可能性が大きいので、落ちないように適切な指導をし、復旧をしてもらっているという状況でございます。
 復旧後、すぐに落ちるようであれば企業の責任において手直しをしていただく。これが、例えば数年後落ちた場合には何が原因なのかということがはっきり分かりませんので、その場合には道路課に御連絡をいただいて、私どものほうで現地の状況を確認し、対応策について検討していくという状況でございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) すみません、落ちるというのは、道路がへこむということでよろしいですね。分かりました。そういった対応をされているということで、私もまちを歩いていて、へこんでいる道路、気になるなということは、どんどん年月がたつたびにへこんでいくというのも見ますので、その都度担当課の窓口に行ってお話しすると、数日後にはきれいに埋めていただくんですけれども、またへこんでくるというような、ちょっと繰り返しがあって少し大変だなというふうにあるので、事前に施工業者のほうに、道路を造る際には、そういった指導をしっかり行っていくことが大切だなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、富士見町五丁目の16のめがね橋から奥多摩街道間、南北に向かう道路があります。これは東側が歩道となっているわけです。白線が引かれているわけですが、これが歩道を越えて雑草がすごい伸びている状況だということを御存じだと思うんですけれども、何度も何度もこれは質問というか、担当の窓口に行ってお話ししているんですけれども、これ安全に通れるように草刈りをしていただきたいという御要望をさせていただいております。
 まず最初に、これ何とかならないのでしょうか。最初に市の見解を求めます。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 当該箇所につきましてはJRが管理している用地でございまして、毎年草が道路上に伸びてきていると、そこについては認識をしているところでございます。私どもは、その都度JRに連絡をして、対応するように求めているところでございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) この通りについては、私だけではなくて、ほかの議員からも安全確保のために担当課への問合せや質問もされているという、そういった通りでもあると思いますが、それでも毎年夏になると雑草がフェンスを越えて道路まではみ出すという状況です。これ夏じゃなくても、もう今既に大分草が伸びているような状況です。
 そこで、JRの敷地であるフェンスの、JRに市はその都度お願いしているということなんですが、先日、私もこの場所をまた見に行きましたら、JRの敷地であるフェンスの内側をよく見てみると、除草シートのようなものが途中でなくなっていて、雑草の根が出てきて縁石を持ち上げているように見えるんです。で、崩れてきているんじゃないかなというふうなのが確認できました。
 近隣の住民からお話を伺いましたら、土手が崩れてきているんじゃないかとまで心配されています。
 このような状況を市は認識されているでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 今議員御指摘のことにつきましては、認識をしてございません。今後現地は確認をしてみたい、そのように思います。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ぜひ確認していただきたいと思います。JRにも強く要望してほしいというふうに思います。
 そもそもなんですが、この通りは雑草が飛び出してしまっている東側に白線が引かれているわけで、反対側の住宅側、西側、そこに白線を引き直す、そういったことを行えば、近隣住民にも、歩行者にも明らかに安全だと思うのですが、西側に白線を引き直すことというのはできないのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 路側線につきましては交通管理者との協議が必要であり、現在、西側には電柱がございますので、一定の幅員で路側線を施工することは難しく、課題はあるというふうに思います。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 電柱などもあって課題があるということですが、できないことはないと思います。
 この通りの問題について警察に掛け合ったことというのは、今までにあったのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 議員から、市民の方が西側に白線を引いてほしいという要望があるとお聞きをしておりますので、立川警察署へは伝えてございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 西側に白線を引き直すほうが、やっぱり子どもと高齢者、住民には安全だと思いますので、ぜひこの話をしっかり協議して、白線を引いていただきたいというふうに思います。
 これ警察にという、交通管理者ということで協議に入るということで、正直、私はいつになるのかなというふうに思うんです。時間がかかるなというのが正直すごい思ってしまって。これ、住民の安全を考えたら、すぐにでも白線を引き直すべきだというふうに、この通り、思うんです。事故があってからでは遅いわけで、これJRの敷地だから、警察の管轄だからとか言って長時間このままになってしまうというのは、やっぱり納得できないんです。住民の安全を守るために早急に対策を取っていただきたいと思うのですが、警察との協議というか、話合いということで、次何か決まっている予定というか、次の段階というステップというのは何か見えているものはあるんでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 路側線につきましては先ほど来、御答弁をさせていただいていますけれども、警察が所管ということです。警察のほうとしても、地元からの御要望ということであれば、考え方、今西側にあるものを東側に引き直すというようなことも考えの中には出てくるやもしれないと思っております。
 私どもといたしましては、西側に路側線を施工することは、先ほども答弁しましたけれども電柱がございますので、電柱があれば、人が歩いていったときに電柱部分については車道側へ出なければいけないというような課題がございます。
 今議員のほうからお話がありましたけれども、地元の自治会ですとか、沿道の住民の方の要望、要は地域の総意をもって東側に引き直したほうがいいということであれば、そういうものを持って交通管理者と協議をし、速やかに対応はしたいというふうに思います。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) えっと、東側にある白線を西側にですね。(「申し訳ありません」と呼ぶ者あり)−−はい、分かりました。ぜひ早急に行っていただきたいと強く要望いたします。よろしくお願いいたします。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 大変申し訳ございませんでした。東側にある白線を西側に引き直すということで、訂正をお願いいたします。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) では、次の質問に移ります。
 街路樹について質問です。
 先日、高尾に行ってきました。甲州街道はイチョウの葉が落ち葉となって、黄色いじゅうたんのように、とてもきれいな光景となってきました。見てきました。とてもきれいでした。ですが、立川市内に戻ると、ほとんどの街路樹が丸坊主で残念だなと思いました。街路樹の本来の目的を見失ってしまっていると残念に思います。
 率直に伺います。立川市の街路樹、強せん定過ぎるのではないでしょうか。市の認識をお尋ねします。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 街路樹のせん定につきましては、樹形をそろえたり、要は本来ある街路樹の緑陰ですとか、今の季節ですと紅葉を楽しむですとか、そういうことが本来できればよろしいかと思いますけれども、予算の範囲内でのせん定ということになりますと、数年に1回のせん定というようなことでやらざるを得ない。そうしますと、強せん定ということでやらざるを得ないという状況でございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 街路樹あり方方針について、9月の環境建設委員会でも多くの御意見があったと思います。立川市のシンボルツリーであるコブシの花が咲く前にせん定されてしまったなどの委員からのお話もあったかと思います。
 先ほど、今答弁があったように、予算のことで強せん定した、しなければならない状況だというお話だと思いますが、樹種によってせん定が少なく済む樹種だったりとかもあるとは思うんですが、その点、このあり方方針の中でも書いてあるように、いろいろと細かく書いてありましたので見ましたが、この樹種を、植える際、決め方というものは、どのような決め方をされているのでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) これまでは、樹種につきましては、街路樹に適したというようなものを私どものほうで選定をして植樹をしてまいりました。
 今御紹介がありました街路樹のあり方方針、今年度策定予定でございますけれども、この中では、これから例えば植え替える、更新をするですとか、そういう場合においては、地元の自治会等の意見を伺って樹種の選定をするということにしておりますので、今後については市民の皆様の意見を聞き、行っていくというふうに考えております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) 市民の声を、意見を聞いて決めていくというお話、ありました。
 立川市は植木の生産本数、年間33万本で都内第一位と、植木の名産でもあります。市内の街路樹は、市内で育てられた植木を利用するのが私は当然だと思います。発注する際は、できる限り立川で育成した樹木を使用することを、この街路樹あり方方針に記載というものは、考えはないでしょうか。いかがでしょうか。

○議長(福島正美君) 基盤整備担当部長。

◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 樹木のあり方方針は、今議会で原案のほうを報告させていただきます。その中には記載は現在ございませんけれども、立川産の苗木、樹木を使用することは可能であると考えますし、私どもも推進をしていくという考えはございますので、植栽工事を発注する段階において、仕様書などの工夫によって検討はしてまいりたい、そのように思っております。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員。

◆17番(中町聡君) ぜひよろしくお願いいたします。地元生産農家を応援する意味でも大変大切だと思いますし、街路樹の地産地消といいますか、そういった意味でも街路樹にだって愛着が湧いてくるのは想像できますし、こういった地産地消、子どもたちの学びの材料にもなり得るというふうにも思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 次に移ります。防災です。
 平成19年から自治会の回覧板や広報などで、火災警報器設置の周知を行ったと思います。当時は補助金もついて、個人の支払金額は一部負担で済んだと思います。だから設置が進んだのだなということもあると思いますが、まず補助により設置した件数の把握はされていますでしょうか、お示しください。

○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) 高齢者等住宅用火災警報器購入補助事業が廃止される平成22年までの間に、独り暮らし高齢者等2,366世帯に対し、費用の一部を助成した記録がございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員、残り40秒です。

◆17番(中町聡君) この警報器、電池切れ注意、更新してくださいという周知は市でも行うべきだと思いますが、お考えでしょうか。

○議長(福島正美君) 市民生活部長。

◎市民生活部長(大平武彦君) 市といたしましても、ホームページ等で市民への周知を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
 以上です。

○議長(福島正美君) 中町議員、残り20秒です。

◆17番(中町聡君) ぜひ、当時2,366件ですか、設置をされたということなので、ここも含めて補助もつけていただきたいというふうに思います。
 私の一般質問を終わりたいと思います。

○議長(福島正美君) 以上で中町議員の質問は終わりました。
 暫時休憩いたします。
   〔休憩 午前11時2分〕
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