<<
戻る
「たまちゃんバス」が1年間で3万8千人以上を運びました
10月22日、交通問題調査特別委員会が開かれ、コミュニティバス「たまちゃんバス」が運行開始1周年で利用者が3万8千人を超えたと報告がありました。
委員の中には、採算について発言する委員もいますが、私は、先日視察をしてきた2つの自治体でも「高齢者のなくてはならない『足』なので廃止するわけには行かない。利用率を高める工夫をしながらも赤字分は自治体で補填する」という姿勢を紹介しながら発言しました。
また、昨年度実施した「大田区コミュ二ティバスアンケート調査結果報告書」の内容にもとづいて改善の提案をしました。
利用者を増やすためには、利用する上での大切な条件を改善することです。大切な条件の1位は「運行時間」で、現行の午前9時台〜午後5時台を午前8時(意見で最も多かった)〜午後6時台(または8時台)、2位の「運行間隔」は現行の35分を20分(意見で最も多い)に、3位の「運行ルート」は、変更したほうが良いと答えた方が53%で蒲田方面へというのが最も多かったようです。4位は「運賃」で、現状でよいが58%で変更希望では「100円」を望む意見が多かったようです。改善後は利用を増やすという結果も出ています。
利用者は女性が7割近くを占め、60歳以上が約6割、「たまちゃんバス」が運行してから3割の人が外出が増えたこと、雨天時でも出かけやすい、体の負担が軽くなると答えています。バスが走ることによって、高齢者が外出しやすくなり、健康にも役立っていることがわかります。広い見方、長い見方をすれば介護や医療費の縮減にもなり、これからますます高齢者が増えていくことも考えれば地域に必要なバスだということも述べました。
最近開会していない検討会や作業部会についても質問をすると、課長は「近く開きたい」と答弁しました。
<<
戻る
連絡先 東京都大田区多摩川2−24−62−2−209 TEL:FAX 03−3759−6579
Copyright(c)2003,MASAKO WADA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。