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松本勝久水戸市議の違法行為に政治倫理条例に基づく調査請求書を提出

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水戸市の松本勝久市議が所有する事務所ビルが農地に建設され、さらに庭の敷地にもなっており、28年間も農地法違反、都市計画法違反となっています。さらに近隣よりも365分の1も不当に低く課税されていた問題で、8月9日、水戸市の谷萩陽一弁護士(元茨城県弁護士会会長)を代表とする市民308人が袴塚孝雄水戸市議会議長に水戸市議会倫理審査会条例にさだめる倫理基準に反すとして調査請求書を提出しました。これには日本共産党水戸市議団の田中真己議員、中庭次男議員、江尻かな議員が同席しました。調査請求は同条例が2008年に制定されてから初めてのもの。今後は弁護士、大学教授ら五名で構成する市議会倫理審査会で調査と審査が行われ、九十日以内にその結果に広報誌で公表されます。
 調査請求書ではさらに事務所ビルが農地に違法にたてられことを隠すために、事務所ビル敷地を駐車場として虚偽の農地転用申請をおこなったこと、さらに虚偽の法務局登記を行った公正証書原本不実記載、不動産登記法違反の疑いについても調査をもとめています。松本議員は自民党公認市会の議員で、現職の農業委員でもあり、かつて不動産業を営み、制度を熟知しています。日本共産党水戸市議団は六月議会の代表質問で田中議員が違法問題を取り上げ、これを許してきた水戸市の責任も追及し、加藤市長も違法状況をみとめる答弁をしていました。
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