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終戦記念日にあたって街頭演説
侵略戦争は再びおこなってはならない。
赤塚駅南口カスミ前で街頭演説中庭市議と見川支部
中庭市議は、8月15日の終戦記念日にあたり、次のような街頭演説を市内、見川、赤塚などで9カ所で行いました。街頭演説の要旨は次の通りです。
今日8月15日は65回目の終戦記念日です。あの戦前の太平洋戦争で、日本は中国、朝鮮、ベトナムなどを含む東南アジアを侵略し、アジアの人々を中心に2,000万人にのぼる人々の命を奪い、同時に310万人の日本人が犠牲となりました。心から哀悼の意をささげるものであります。
この戦争は戦前の絶対的天皇制のもと、日本軍部が中国、朝鮮などを植民地化しようとするものであり、大本営発表のその宣伝で国民を戦争に駆り立てたもので、無謀な戦争でありました。
戦後日本は二度と再び戦争をしないと、憲法9条を制定し、国際紛争の解決は武力でおこないない、陸、海、空の軍隊をもたないと、世界に宣言したのであります。
日本共産党は、戦前の侵略戦争に命がけで反対し、蟹工船の作家で有名な小林多喜二は日本共産党員であり、戦前の特高警察によって、東京築地の警察署で拷問により虐殺されました。
今年はお隣の韓国を植民地化した「韓国併合条約」ができて100年目にあたります。この条約は日本が韓国を軍事的弾圧によって韓国の人々に、韓国語の使用禁止、名前も禁止し、韓国を完全に日本の植民地化したものであります。日本は再びこのような侵略を行なってはなりません。
さて、世界の流れは戦争ではなく、国際紛争は話し合いで平和的に解決することが大きな流れとなっています。核兵器の廃絶の動き「核兵器のない世界」も大きな流れとなっています。今年の広島の8月6日の平和祈念式典に国連事務総長、アメリカの駐日大使も参加しました。しかし、菅総理大臣は「核の傘」は必要として核兵器をみとめる立場をとっています。
日本共産党は戦後65年にあたり、核兵器の廃絶と憲法9条をまもり、沖縄から普天間基地の即時撤去をめざして、奮闘することをお誓いします。ご静聴ありがとうございました。
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