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扶養義務強要やめよ
扶養義務強要をやめよと申し入れをする「水戸生活と健康を守る会」。
台帳作成中止申し入れ
水戸市が生活保護受給者の扶養義務対象者をリストアップし、台帳作成に取りかかっている問題で、「水戸生活と健康を守る会」(中庭緋佐子事務局長)は2日、高橋靖市長あてに台帳の作成を中止し、扶養義務を強要しないよう申し入れました。親族などの扶養義務者にたいして、生活保護受給者への援助を求め、受給費を抑制することにねらいがあります。
申し入れには「守る会」のメンバーや生活保護受給者ら合わせて約30人が参加。対応した秋葉欣二保健福祉部長、播田実俊一生活福祉課長らは「扶養能力のある方には支援をお願いしたい」としつつも、「扶養義務者に扶養を強要することはしない」と明言しました。この問題は7月10日の市議会文教福祉委員会で表面化。播田実課長は「被保護世帯が増大している。扶養義務者に支援・お願いにいくために必要」と答弁していました。
参加者らはまた、扶養義務者を調査するために採用された嘱託職員のなかに警察官OB1人が含まれていたことを問題視し、市の姿勢を批判しました。申し入れには日本共産党の大内久美子県議、中庭次男、江尻加那の両市議が同席しました。
以上、2012年8月3日 しんぶん赤旗より転載。
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