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生活保護費の8%引き下げは、貧困と格差の拡大に

 安倍内閣は、1月18日の社会保障審議会生活保護基準部会が提出した報告書をうけて、来年度から3年間かけて、8%生活保護の生活扶助費を削減することをきめました。
引き下げ案が実施されると、夫婦子2人世帯で14.2%の引き下げで月2万円を引き下げ、母子家庭でも5.2%引き下げで月1万円の引き下げとなります。
いまでも生活保護費は低く、風呂は2日に一回、それも短時間で入り、ガスを節約したり、食費もできるかぎり切り切り詰めています。
一方で安倍内閣は物価を2%あげインフレの促進、消費税を10%に増税します。水戸市でも今年4月から下水道料金が12.7%値上げされます。
貧困の格差をいっそう広げる生活保護費の引き下げには反対です。
生活保護受給者が210万人をこしていますが、生活保護基準以下で生活している人は1400万人もおり、生活保護をうけている人は15%で、残り85%が生活保護をうけておりません。
ここをそのままにして、生活保護制度の改悪は許されません。

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