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市民不在のポスト争いに共産党水戸市議団が抗議
市議選後初の臨時水戸議会が五月十六日から十八日の三日間開かれましたが、正副議長選挙も行わず、議員の常任委員会所属など、議会の構成なども一切きめられず流会になりました。また臨時議会に付託された議案も審議されないまま廃案となりました。
これは自民党・保守会派内のポスト争いで、住民不在の権力抗争です。私ども日本共産党水戸市議団は、須能昭一臨時議長に七回にわたって住民不在のポスト争いをやめ、直ちに本会議を開き議長選挙を行うよう申し入れました。
日本共産党市議団は十八日の流会後、須能臨時議長と所属する創政弘道会(保守系)に対し、議会空転の責任は重大であり、再度抗議しました。
同日、党市議団は「議長選挙の速やかな実施と議会の正常化を求め、市民要望実現に奮闘する」との声明を発表し、加藤浩一水戸市長に対し、直ちに再度臨時議会を招集するよう申し入れました。21日には再度臨時議会が招集されました。
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