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後期高齢者医療制度で「機械的に資格証明書は発行しない」
水戸市保健福祉部長が答弁
十日の十二月定例市議会の一般質問で、中庭次男議員は後期高齢者医療保険料の滞納者に資格証明書を発行しないことを主張しました。清水孝子保健福祉部長は「機械的に資格証明書を交付するのではなく、納税相談によって対応する」と答弁しました。
水戸市では十月現在で、後期高齢者保険料の滞納者は加入者(二万五千九百四十九人)の六%、千五百五十五名おり、来年四月以降も滞納が続くと七十五歳以上の高齢者に資格証明書が発行され「無保険」となります。発行されると医療費は病院の窓口で全額支払わなければならず、お金のない人は、受診できません。水戸市では後期高齢者医療の加入者のうち無年金または年金があっても月一万五千円以下は合計で六千四百五十三名、加入者の二十五%もおります。中庭議員は@滞納者に資格証明書を発行しないA無年金または年金月一万五千円以下の人の保険料は水戸市独自でも免除することをもとめたものです。
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