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孤独死をなくすために
中庭次男議員は6月議会の一般質問で孤独死を防ぐため、水戸市の対策をもとめました。
死後3カ月後に発見
今年6月、市内で生活保護を受けていた66歳の女性が孤独死で発見され、死後3カ月たっていました。
ひとり暮らし高齢者6,669人
市内に6,669人のひとり暮らし高齢者がおり、水戸市のアンケート調査でも22.8%が孤立感を感じ、64.9%が健康、病気に不安を抱えていると回答しております。
中庭議員は孤独死をなくす為に、
訪問回数を増やすこと
@生活保護受給中の高齢者(65歳以上)に対し、ケースワーカーの訪問回数が半年に一回となっており、ケースワーカーを増員し、訪問件数を増やすこと。
地域包括支援センター増設を
A高齢者のよろず相談所である水戸市地域包括支援センターが現在1カ所であり、増設と相談の増員をおこなうこと。
緊急通報システムの増設を
B自宅で倒れたさい、消防本部と連絡がとれる緊急通報システムの設置件数を増やすこと
を、もとめました。
<秋葉保健福祉部長の答弁>
@高齢の生活保護受給者への訪問は民生委員、地域住民の協力を得るなど見守り体制の強化に努めていく。
A民生委員、地域ケア推進委員などと連携を図り見守り支援を進めていく。
B緊急通報システムの設置を増やすために、現在設置の条件となっている近隣協力者2名を1名にするなど、利用要件を緩和し、増設につとめている。
今年4月から17カ所の増設をおこなった、と答弁しました。
地域包括支援センターとは
水戸市高齢福祉課の中に設置され、高齢者福祉の総合相談窓口です。
寝たきりなどにならないため、介護予防サービスを提供しています。
保健師、社会福祉士、ケアマネージャーなどが配置されています。
直通電話 232−9110
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