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商工行政について 2013年6月議会の中庭次男議員の一般質問と答弁
〔中庭議員の質問〕
商店街活性化のため、水戸市が実施していている「水戸市商店街活力アップ事業補助金」の増額の考えはあるのかお伺いいたします。
質問の第１は商店会がおこなうお祭りや販売促進事業、ポイント事業なとの補助が少なく、ある商店会がおこなった夏祭では経費が３５０万円なのに、市の補助は２割の７０万円でした。車の経費や人件費も補助対象外でその上、補助率も２分の１となっています。補助率の引き上げと、補助対象経費の拡大をもとめます。
第２に商店会の街路灯のＬＥＤ化に対する補助額の引き上げはないのかお伺いいたします。ある商店会では１６０個所の街路灯があり、ＬＥＤ化を進めていますが、年間の補助額は３０万円が限度であり、ＬＥＤ化できるのは年間３カ所だと訴えておりました。増額の考えはあるのかお答えください。
（産業経済部長の答弁）
中庭議員の一般質問のうち，商店街の活性化についての御質問にお答えいたします。
商店街につきましては，地域の生活を支える商業機能として重要な役割を担っておりますが，近年，大型店やロードサイドショップの増加，インターネット等を活用した無店舗販売といった新たな業態の出現など，既存の商店街を取り巻く環境は厳しい状況にあります。
このような中，本市におきましては，商店街団体のイベントや販売促進事業に対して補助を行う，商店街活力アップ事業及び商店街再生総合支援事業のほか，はなふるたうん事業や空き店舗対策事業，プレミアム商品券事業など，商店街活性化に資する支援を実施してきたところであります。
御質問の補助の拡大につきましては，商店街活力アップ事業において，昨年度から，予算の増額を行い，新たに商店街街路灯のＬＥＤ化の枠を創設し，補助対象事業を拡大するとともに，他の補助対象事業よりも補助率を引き上げ，補助対象事業費の３分の２以内としたところであります。
しかしながら，商店街団体数は減少傾向にあるなど，商店街を取り巻く環境は今後も厳しい状況が続くことが予想されることから，さらなる商店街活性化に向けたより効果的な支援策となるよう，商店街団体の要望等も踏まえ制度の見直しを図りながら，商店街のにぎわい創出に努めてまいりたいと考えております。
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