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障害者の雇用について(2013年12月市議会一般質問)

【中庭次男、質問】
障害者雇用の促進について質問いたします。
 
第一は障害者の働く場である福祉作業所の就労継続支援施設の増設についてお伺いいたします。
市内の障害児の特別支援学校高等部を卒業して3割程度しか一般の会社に就職できません。
福祉作業所の増設にむけた取り組みと、その設置状況について答弁をもとめます。

【保健福祉部長、答弁】
障害者雇用の促進についてお答えいたします。
はじめに、本市における障害者就労継続支援施設の設置状況と利用者数でございますが、平成25年10月1日現在、雇用型のA型事業所は市内2か所に、本市在住の14名の方が利用されております。
また、非雇用型のB型事業所は市内31か所に、290名の方が利用されております。
これらの施設は、一般就労が困難な障害者に対して、就労の機会や生産活動等の場を提供するもので、近年、B型事業所に参入する法人や企業が増加しております。
今後におきましては、就労の機会の更なる拡大に向け、新規参入を検討している法人等に対して、A型事業所への参入を促しながら障害者雇用の促進に努めてまいります。

【中庭次男、質問】
第二に不燃物再資源化施設、水戸市リサイクルセンターの障害者雇用についてお伺いいたします。
リサイクルセンターは小吹町にある清掃工場に併設されております。
収集したゴミの中からビン、かんなどを分別する作業が水戸市社会福祉事業団に委託され、現在16名の障害者が働いています。
リサイクルセンターの親の会は12月3日、高橋市長に「リサイクルセンターで引き続き障害者の雇用をもとめる要望書」を751名の署名を添えて提出しました。
リサイルセンターが下入野に移転後も現在の障害者を全員雇用すること、障害者が引き続き通勤できるように通勤バスについては運行を要望していますが、いかがでしょうか。
現在、障害者の多くは自転車で通勤し、下入野に移転したら通勤できないと訴えおります。

【市民環境部長、答弁】
不燃物再資源化施設での障害者雇用についてお答えします。
小吹清掃工場にあります不燃物再資源化施設は、ごみの減量化と資源の有効利用を図ることを目的として、平成6年10月に完成し、稼働当初から、水戸市社会福祉事業団に委託してビン・缶などの選別作業を行っております。
これまでも不燃物再資源化施設や集団資源物回収等により資源物のリサイクルに努めて参りましたが、資源循環型社会構築を目指し、新ごみ処理施設整備事業においてはリサイクルセンターの機能を強化し、本市における資源物の分別並びにリサイクルをさらに進めてまいる考えでございます。
こうした中、不燃物再資源化施設は本市における障害者の方々の重要な就労の場であることから、福祉行政推進の観点からも、新たなリサイクルセンターにおいて引き続き障害者雇用の場を確保してまいりたいと考えております。
新たな施設への通勤手段につきましては、公共交通機関の運行状況などを見ながら、今後検討してまいります。


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