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孤独死をなくすために−緊急通報システムの活用を
水戸市でも孤独死が相次いでいます。今年6月も市内の県営住宅に住んでいた60歳代の女性が死後数カ月たってから発見されました。近所の人の通報によるものでした。生活保護をうけていたとのことでした。
2010年7月に実施された「水戸市ひとり暮らし高齢者実態把握調査」でも、一人ぐらし高齢者の22.8%が孤立感を感じ、また64.9%が健康、病気に不安を抱えています。孤独死を防ぐ今後の対策の一つとして緊急通報システムの活用を呼びかけています。高齢者が自宅で突然、病気や不慮の事故にあった場合、身につけペンダントのボタンを押すと消防本部に通報が入り、近所の協力者と連携を図りながら、救助につとめる制度です。設置費用は非課税世帯は無料で、所得がある場合、最大で66,000円です。設置対象者は65歳以上の病弱なひとり暮らしの高齢者、または65歳以上で病弱な高齢者のみで構成する世帯、75歳以上の一人暮らしの高齢者となっています。
申し込みは水戸市高齢福祉課(電話224−1111)、または地域窓口センターとなっています。必要な方は設置しましょう。
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