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消えた年金記録は、私も経験が
生年月日が一日違いで、年金が統合されず
いまから10年前に基礎年金番号が導入された時、社会保険庁から通知がきました。この通知で1971年から87年まで16年間加入した厚生年金が基礎年金番号に統合されていなかったことを知りました。生年月日が国民年金では昭和21年6月22日なのに、厚生年金では、6月21日と、1日違いになっていたためでした。その結果、厚生年金の年金記録が宙に浮いてしまったのです。私は保管していた厚生年金証書の年金番号を社会保険庁に連絡しました。その結果、基礎年金番号に統合されたのです。もし、厚生年金証書を保管しておらず、厚生年金番号がわからなければ統合が困難だったでしょう。私は24歳から40歳まで厚生年金に加入しました。40歳からは60歳まで国民年金に加入し、通算で36年間、年金に加入しました。もし国民年金と厚生年金が統合されなければ、国民年金では60歳までに加入期間が20年しかなく、年金支給のための25年の加入期間を満たさないことになります。この時はたまたま私が年金証書を保管したため、すぐに是正されました。しかし、入力の時、生年月日を間違ったため、基礎年金番号に統合されなかった例は全国各地で多数起きたと思います。
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