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生活保護への不当なしめつけをやめよ
お笑い芸人の母親が生活保護をうけていた問題が、大々的に週刊誌やマスコミで取り上げられました。
母親の扶養義務は生活保護法で生活保護申請の要件にはなっていないことを報道することなく、あたかも不正受給しているかのような宣伝が行われました。
国会で自民党の国会議員によってこの問題も取り上げられました。
民主党の小山厚生労働大臣は国会答弁で「親族の扶養義務の強制」「生活保護費の10%引き下げ」の検討を表明しました。
これは生活保護に対する攻撃です。
生活保護の申請をためらう人もでています。
札幌市では姉妹が「餓死、孤独死」の事件がありました。
現在、生活保護をうけている人は全国で206万人ですが、生活保護以下で生活している人は全国で2009万人いる厚生労働省の資料でも明らかになっています。
生活保護に対する不当な攻撃は、「餓死、孤独死」をますます増やすことになります。
貧困と格差をなくすことが、一番大事なことでないでしょうか。
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