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国保税の二重取り!? またまた市役所に抗議殺到
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文教福祉委員会で田中議員が追及
水戸市は五月十三日、今年度の第一期分の国保税の請求書を一斉に発送しました。その翌日から、水戸市役所には電話が殺到しました。
国保税が高すぎる!
これは、七十五歳以上の高齢者と七十五歳未満の家族がいる場合に、後期高齢者医療制度がはじまったのに、国保税は七十五歳以上を含む家族全員分請求され、「国保税が高すぎる」「二重取りではないか」との批判の声が殺到したものです。
後期高齢者は年金天引き 国保は全員分の請求
七十五歳以上の方は、四月一日から後期高齢者医療制度に切り替わり、すでに四月十五日の年金から後期高齢者医療保険料が天引きされています。
それにもかかわらず、七十五歳未満の家族に対しては、世帯全員分の国保税(昨年度と同額)をもとにその九分の一が請求されてしまいました。
とても払いきれない
その結果、無収入の娘さんが二万五千円、障害年金で暮らす息子が二万五千八百円も国保税を請求される例もあり、悲鳴があがっています。
田中議員「明らかな課税ミスだ」
田中議員は5月26日の文教福祉委員会で「明らかな課税ミス。市が返金する方も出てくる。少なくとも七十五歳未満のみの所得で国保税を計算し請求するのが当然だ。」と主張しました。
延滞金や督促手数料はとらない
国保年金課長は「指摘の通り昨年度の世帯全部の国保税の九分の一を請求した。七月に十九年度の所得が確定すれば、その後の納期で調整する予定だが、中には還付(返金)の必要な方も出てくる。確かに問い合わせが多く寄せられており、高くて払えないという人には延滞金や督促手数料の請求は考慮したい。」と延べ、延滞金や督促手数料は取らない考えを示しました。
全員に徴収猶予の通知を
田中議員は「少ない年金や無収入の人の生活に追い討ちをかけるやり方だ。相談で訴えてくる人だけへの対応では不十分。全員に徴収猶予の通知をただちに発送すべきだ」と主張しました。
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