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霞ヶ浦導水事業の学習会ひらく
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日本共産党水戸市議団と茨城県議団は二月二十三日、霞ヶ浦導水事業についての学習会を開き、五十五名が参加。冒頭、一月二十二日にTV朝日が霞ヶ浦導水事業について放映した「ワイドスクランブル追跡!怒っとニッポン」を上映。那珂川漁協や大涸沼漁協の組合長も出演、国交省の言い分は破たんしており、コメンテーターも事業の中止を求めていました。
茨城大学の高村義親名誉教授は、那珂川と利根川のチッソが霞ケ浦よりも高いことを国交省のデータで示し、アオコの栄養分をわざわざ送水しようとするものと批判。逆に環境悪化を招くことを科学的に明らかにしました。また、霞ヶ浦から那珂川に送水されると、有機物・リン・カビ臭物質・細菌・ウイルスにより汚染され、甚大な被害が出ると指摘、事業中止を訴えました。
大内久美子県議は大幅な水余りで都市用水の確保という事業目的は破たんしていること、田中まさき市議は、桜川・千波湖の浄化は公共下水道の普及を基本に自然の浄化作用の活用などを中心とすべきと主張しました。また、茨城共同運動事務局の綿引一夫氏が、漁協のたたかいについて報告、三月三日、霞ヶ浦導水事業の中止を求めて本裁判を提起することを知らせ、署名運動などでの支援を呼びかけました。
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