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農業被害の復旧支援、原発事故の賠償請求に積極的対応を
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| 田中議員は九月議会の一般質問で、震災や原発事故による被害の実態を質問し、市の積極的な支援を求めました。田中議員の国田地域での聞き取り調査では、地震で水田内の傾斜が大きく変わり水の取り入れ口が水没したり、農業用倉庫がつぶれ、トラクター購入や倉庫再建で数百万円かかった方もいました。 岡部産業経済部長は「地震による被害は農地約２０ヘクタール，用水路等は約１００箇所を超えている。復旧には国庫補助と合わせ、小規模災害箇所も市が補助し、全体で５億７０９０万円を予算化した」と答弁しました。 市が導入する放射線検査機器の活用を 田中議員は農畜産物の放射性物質の検査について質問し、市が導入する検査機器の幅広い活用を求めました。岡部部長は「コメの放射性物質検査で、市内１８地区全てで玄米の安全性が確認された。市報やホームページ、チラシやポスターで消費者に安全性をＰＲしたい。10月に導入する市の検査機器で市内農畜産物の検査を幅広く実施する。」と答弁しました。 東電が速やかに全面的に賠償するよう市が積極的対応を また、原発事故と賠償請求について「７月までの賠償請求額は約２億５千万円だが、仮払いは約７千５百万円で、２９．４％にとどまっている。」と答弁。 田中議員は再質問で「東電の農家への仮払いが遅く、少なすぎる。賠償はすみやかに、全面的に行うよう市が積極的に取り組むべきだ」と主張しました。 |
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