MASAKI TANAKA 田中まさき
くらし・福祉を市政の主役に 日本共産党 水戸市議会議員 田中まさき
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市政レポート
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震災復興ボランティアの活動レポート―宮城県仙南地区で

昨年11月なかば、宮城県仙南地区(山元町、亘理町、名取市)のボランティア活動に茨城県から10名で参加しました。
山元町は福島県との県境で、茨城でもおなじみの常磐線や国道6号、常磐高速のインターチェンジもあります。こうした私達とのつながりが津波と原発事故で分断されている厳しい現実を目の当たりにしました。海から600メートル離れた駅や線路が津波で流され、残っているのはプラットホームの土台だけ。JRは線路を山側に移す計画で、再開のめどは立っていません。常磐高速も原発事故の影響で山元インターチェンジより北にしか行けません。
津波の脅威を目の当たりに
高さ10メートル以上の津波が数百戸の家を押し流し、海岸から2キロ離れた国道6号を超えたそうです。名取市・亘理町・山元町で1800人を超える方が亡くなりました。現地は荒涼たる大地、サバンナのような感じで、本当に街があったのかと思うほどですが、海沿いのガレキの山、壊れた家や車の残骸で町の面影がわかります。約100名が2階の屋根裏に逃げて助かったという小学校では、巨木が教室の窓につきささり、時計は津波到達の午後3時18分で止まっていました。亡くなった方に心からのご冥福をお祈りしました。
仮設住宅に支援物資配布 花いっぱいで復幸へ
私達は寄付された大量のお米を、仮設住宅200戸に4キロずつ配るための仕分けや、醤油や毛布、衣類など支援物資の運搬作業を手伝いました。仮設住宅はつくりが簡単で、寒さがしのげるのか大いに疑問、国の対策は遅れています。坂元駅前で復興を願う花壇づくりを支援するため草刈りを手伝いました。現地で出会った埼玉の花屋さんは、仮設住宅に鉢植えを配ったりしていて「花を眺めたり世話をすることで、少しでも前向きな気持ちになってくれたら」と話していました。今年3月11日、駅前を花いっぱいにした「復幸イベント」を計画しているそうです。一日も早い復興へ、またボランティアに行きたいと思っています。

ボランティア活動の写真レポート
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