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「MV22オスプレイ」の配備中止を求める意見書案を提出
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日本共産党水戸市議団は、2012年9月定例水戸市議会に、「MV22オスプレイ」の配備中止を求める意見書案を提出しました。本会議最終日の9月24日に採決されます。
意見書案は下記の内容です。
沖縄の普天間基地への配備予定の米海兵隊の垂直離着陸輸送機「MV22オ
スプレイ」は、沖縄県内だけでなく、全国各地で低空飛行訓練を行うことが明
らかとなって、住民の不安と怒りが広がっている。
「オスプレイ」は開発段階から墜落事故を繰り返し、6月にはアメリカのフロリダで墜落事故を起こしたばかりである。日本の航空法では、自動回転装置がなければ飛行を許可されないが、米国の専門家もオスプレイは自動回転能力が欠如した欠陥機であると指摘している。
米軍によると、訓練は日本全土の米軍が指定したルートで、夜間訓練も含めて低空飛行を行うとしている。夜間・早朝訓練は高度150メートル、それ以外の時間帯は高度60メートルでの飛行を想定している。このうち東北地方を飛行する「グリーンルート」と称する訓練ルートは、福島・宮城・岩手・青森をつなぐコースであり、米軍報告書には「他の米軍施設に飛行することもある」とし、政府も自衛隊と米軍の共同使用施設である自衛隊百里基地での飛行訓練もありうるとしており、県内での事故が心配される。
米軍機の騒音、墜落の危険で今も苦しめられている沖縄県では、県知事をは
じめ、県議会、41 市町村長と議会がすべて配備に反対している。
全国知事会も7月19日、「自治体や住民が懸念する安全性の確保のできていない現状では受け入れできない」として、配備や国内での低空飛行訓練に反対する緊急決議を採択した。
国民の安全と命を守る立場から、「オスプレイ」配備と日本国内の低空飛行訓
練に反対するものである。政府においては、アメリカ政府に対して「オスプレイ」配備と低空飛行訓練の中止を強く申し入れるべきである。
以上、地方自治法第99 条の規定により、意見書を提出する。
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