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2015年5月20日発行 第185号 |
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座間市基地返還促進等市民連絡協議会(会長遠藤市長)の定期総会が4月27日開催され、平成21年2月28日以来掲揚されてきた市庁舎前の「基地の整理、縮小・返還に向けて着実な一歩を」と書かれた懸垂幕を掲揚しないことを多数決で決めてしまいました。この懸垂幕は、掲揚から6年経過し、風雨による破損が昨年の台風18号により拡大したとして昨年秋頃から取り外しされていたものです。平和団体など市民からは、継続して掲揚するよう要望されていました。平成27年度の市民連絡協議会の事業予算の中で懸垂幕作成費8万円が計上されていましたが、総会でこれをめぐる議論となり、多数決で作成しないことを決めたものです。 「基地の整理・縮小・返還」は市是 (中沢邦雄 記) |
5月11日から13日、座間市議会基地対策特別委員会で、沖縄の基地及び関連施設を視察しました。米軍キャンプ座間をかかえ厚木基地が隣接するなか、座間市議会は各地の基地行政を視察しています。
◇辺野古新基地建設をめぐる対応 初日は、沖縄防衛局で概要説明を受けました。基地の大多数が民有地となっていて借地料が高いのが特徴的だとわかりました。 ◇宜野湾市では騒音苦情を24時間受付
二日目の午前は、辺野古に行きましたが、台風の影響で、テント村は骨組みだけになっていて抗議の方々もいませんでした。 ◇70年前の沖縄地上戦、戦争はしてはいけない その後、米軍ヘリが墜落した沖縄国際大学を車から視察し、嘉数高台公園から普天間基地を視察しました。旧海軍司令部豪と資料館を見学。70年前の沖縄地上戦の実態が示されてあり、戦争してはいけないと改めて思いました。今回の視察を今後の基地対策に活かしていきたいと思います。 (守谷浩一 記) |
5月10日、良く晴れた日曜日の午後、今年も神奈川平和行進が座間市にやってきました。1958年の第一回目から毎年、北は北海道、南は沖縄から「原水爆禁止世界大会」が行われる長崎・広島へと、核兵器廃絶の願いをつないで歩き続けています。 被爆から70年 1945年8月6日広島に、9日長崎に原子爆弾が落とされました。一瞬のうちに二つのまちは焼かれ破壊されました。その年のうちに21万人もの市民がなくなりました。そして、あれから70年経った今なお、生き残った19万人もの被爆者がこころと身体の傷に苦しんでいます。核兵器の恐ろしさを風化させることなく伝えていくため、そして「命あるうちに核兵器の全面廃止を!」と訴え歩き続けています。 座間市長から激励金 神奈川県平和行進は5月7日から19日まで県内すべての市町村を通り静岡県へバトンを渡します。座間市の行進は5月10日14時に座間駅を出発。県内・全行程・海外からの各通し行進者と被爆者を先頭に市役所までの約4kmの道のりを平和を訴え、元気に、明るく、楽しく約130名で歩きました。沿道の民家から、行き違う車から、声援や手を振っての応援を受け、約1時間半かけ市役所に到着。そこで座間市原水爆禁止協議会から良く冷えた「ざまみず」の130本もの差し入れを受けました。感謝。その後、まとめの集会が行われ、座間市の遠藤市長からのメッセージ・ペナント・激励金を受けました。市議会議長からもメッセージ・ペナント・激励金、また、座間市職員労働組合から激励金を受けました。そして、核兵器廃絶への更なる取り組みを求める要請書を市長(市民部長)に渡しました。 WE WILL OVER COME (星野久美子 記) |
5月22日から6月22日まで議会が行われます。ぜひ傍聴にいらしてください。各委員会も傍聴できます。いずれも9時開会(議会改革特別委員会は13時)です。
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