党市議団は2020年3月13日、新型コロナウイルス対策について、市民の皆さんの声を要望書としてまとめ、市長へ提出しました。内容は以下の通りです。
新型コロナウイルス対策についての申し入れ
(1)小・中学校の休校措置に関する対策
〇自宅で過ごす児童、生徒への対策を検討し、必要な支援を実施すること。
〇児童ホームの施設は狭いため、かえって感染を拡大する恐れがあるとの指摘もあることから、児童ホームによる学校の教室、校庭などの適切な活用を検討すること。
〇中学生や、児童ホームに入所していない児童、入所を希望しているが入れない児童に対し、校庭の開放や自習教室の確保等の対応をすること。
〇保育園、幼稚園などにおいても学校休校による職員の休暇取得などにより体制の不安定化が起きるため、関係者の要望を聞き取り、対策を講ずること。
〇給食食材を納めていた業者と農 家への補償を国に求めること。
(2)低所得者や生活困窮者への情報 を適宜提供し、適切な支援を行うこと。
(3)福祉施設等において、感染を防ぐために必要な対策の支援を行うこと。
(4)中小業者への影響を調査し、融資返済猶予や金利減免など支援策を国や県に求めること。ホームページで制度を周知しているが、相談体制をさらに充実させること。
(5)新型コロナウイルスについての市 の総合窓口をおくこと。感染への不安を感じている方への相談センターの案内など適切な最新の情報を提供すること。ホームページを見ることができない方への対応をすること。
(6)スマートフォンなどでも座間市ホームページのトップで「新型コロナウイルス感染症に関する情報はこちら」へアクセスできるようにすること。
(7)殺菌効果のある次亜塩素酸水を薄めた消毒液なども公共施設で活用すること。
(8)新型コロナウイルス対策のための予算を計上すること。
申し入れに対して遠藤市長からは「申し入れの主旨は理解します。必要があれば予算を補正計上しますし、条例改正も行いたいと思います」との対応でした。
これからも市民の皆さんの声を市政へとつなげていきます。 |