東原保育園は震度6強の揺れで倒壊の危険
1月16日(土)の神奈川新聞17面に私が取り上げてきた保育園の耐震問題が載りました。驚いたことに、座間の東原保育園の耐震診断結果は、震度6強の揺れで倒壊の危険性がある、とのことです。
耐震診断の数値「Is値」では0.7以上を満たすべきですがX方向で0.40、Y方向で0.34で、満たしていませんでした。
震度6強の揺れで倒壊の危険性があるというのは、大変危険な状態であります。座間市が今回のことを受けて東原保育園の耐震化を早急にすすめるよう求めます。
残る緑ケ丘保育園とちぐさ保育園の耐震診断を
座間市はこの間、民間移管する予定の保育園に対して、市の財政で耐震診断をするということに積極的な姿勢を見せてきませんでした。しかし、私は議会で繰り返し、保育園に通う園児と働く職員の命を最優先にすべき、と求めてきました。
東原保育園の耐震化とともに、建築から約50年たつ残る2園の緑ヶ丘保育園とちぐさ保育園の耐震診断も、早急に実施するよう求めていきます。
根本的には、国の保育園民営化の流れがあり、私立保育園には税金を支出するのに、公立保育園には整備費・運営費を支出せず、他の必要経費と一括にしか扱わないという問題があります。ここを改善させたいです。軍事費を削って、大企業減税をやめて、所得1億円超えの税負担が下がる大金持ち優遇税制を改めることで、財源はつくれます。
そして、安心して子育てできる座間、安心して働ける座間をみなさんとつくっていきたいと思います。【守谷浩一 記】 |